召使いOの奴隷日記 -29ページ目

最近の姫さま その1: 姫さま、じんましんを発症される

こんにちは。代筆のMです。


奴隷さんがいなくなってはや2日が経ちました。

姫様は何事もなかったように日々をすごしておられます。


せいぜい、奴隷さんの話が出てくるときはこんなときです。


ひ「茶碗もらった~」

*『使っても洗うのが大変ですよ』

ひ「奴隷が帰ってくるまで置いておいて(3ヶ月)、

  帰ってきてから洗わせればいい


まあ、そんなこんなで、平和に暮らしているのですが、

そんな姫さまに異常が。


それはじんましんです。

漢字で書くと蕁麻疹。勉強になりますね。


今まで奴隷にぶつけていたストレスが行き場をなくし、

じんましんとなって現れたのでしょうか?


姫さまの腕や足に蚊に刺されたような腫れが。

姫の美貌が云々・・・、何も悪いことしてないのに云々・・・

と言う話を一通り聞いてから、

調べてみると『急性じんましん』である事が判明しました。

原因は特定できないことが多いとの事。


ともかく訳のわからない皮膚病とかでなくて一安心です。

きっとどこかでもらってきたのでしょう。


姫は今日病院に行きました。

早くよくなるとよいですね、姫さま。

その16 旅立ち

僕は奴隷です。


ついに3日ぶりに姫様から連絡が来ました。


「洗濯機を買った。これからは洗濯は自分でする。」
「えっ、それでは僕の仕事は?」
「洗濯機が壊れたら仕事を与えても良い。」


洗濯機がそんなに頻繁に壊れるでしょうか?
そんなことはありません。
つまり、これは事実上の解雇ということなのか・・・。


やはり僕はダメな奴隷だったのです。
姫様に解雇されてもしかたないのかもしれません。
これまでの思い出が走馬灯のように駆け巡りました。

洗濯物の干し方を怒られたこと、お皿の荒い方を怒られたこと、掃除の仕方を怒られたこと、

ゴミの捨て方を怒られたこと、日本語の間違いを怒られたこと、服のセンスを怒られたこと、

話がつまらないことを怒られたこと、会話をするのを怒られたこと、相槌の打ち方を怒られたこと、

考え方を否定されたこと、生き方を否定されたこと、存在そのものを否定されたこと・・・
もう、溢れる涙をこらえることはできませんでした…。


それでも最後に僕は聞きました。
「やっぱり、僕は解雇ですか?」
姫様はおっしゃいました。
「お前は今のままではダメだ。修行が足らん。3ヶ月間修行をして来い。
3ヶ月間修行してもダメだったら、そのときは本当に解雇だ。わかったな!
わかったなら、さっさと旅に出ろ!!」


優しい姫様は、僕にラストチャンスを与えてくれたのです。


僕は明日旅立ちます。
いつの日か立派な奴隷になるために。


明日から奴隷の修行の旅が始まります。

その15 解雇!?

僕は奴隷です。


姫様は、今日も旅に出られたままです。

そして、奴隷への命令は途切れたままです。

あー、本当に僕は解雇されてしまうのでしょうか?


そういえば数日前、姫様はおっしゃっていました。
「お前とは、一生かけても、絶対に分かり合えないな・・・」と。


中毒症状が出てきて、これ以上日記を書くことが出来ません・・・


明日からも奴隷生活を頑張って行けるのでしょうか?