ゲームセンターで「エアーコンバット」と続編の「エアーコンバット22」いうライドオン型の疑似
空戦ゲームがありました。 四半世紀前の筐体としては、その処理能力と美麗な空の描写
は、今思い出しても素晴らしかったと思います。
それを元としてコンシューマー用として作られたのがプレステの初代エースコンバットでした。
ほぼ実機に近いモデリングの機体でしたが、真っ白の機体に派手な赤や青の塗装。
「2」になって実機に似せた色合いになって安心していたら、驚いたのが「3」でした。
完全に未来物の設定で、最終的には強敵が電子の仮想空間にまで逃げ込むような分岐も
あったかな。 全ての戦闘機のコックピットもいわゆる閉鎖型で、AC5のファルケン、古くは
SF3Dのファルケのような未来型。 F22は初級者用ってイメージがあります。
パッケージの機体がSu37が元になっている機体で、ヒロイン(?)が搭乗している機体な
のですが、そのヒロインも少し病弱。
しかしSF的世界観も良く作られていたと思いますし、私は楽しめました。
特にSF戦闘機のモデリングは素晴らしく、開発者的空気力学に基づいているであろう機体、
デルフィナス3やジオペリア、ナイトレーベンなんかは、感心させられました。
また自機の閉鎖コックピット内側全体に投影されるHUDの表示がいかにも「未来」で、実機
ではありえないであろう構成や表示だったのがとても印象的でした。
これ以降、ここまでぶっ飛びの世界設定のナンバー作品は無いと思いますが、今の技術で
続編を作ったら、もっと進んだ未来の空戦になると思います。 人は乗ってるのかな・・・?
そういえば「3」はVHSビデオソフトも発売されていました。 ソフトがあまりにも気に入ったので
私は購入してしまった記憶があります。 セールスとしては冒険的な挑戦だと思います。
媒体がCDのソフト、媒体がVHSのビデオ、これが旧世代の最後のエースコンバットですかね?
「4」ではソフトはDVD。 その頃には当然映像もDVDですから。