ソープランドのお客 | Serox9

Serox9

Peace In Our Time

ソープランドのお客

 

 

 

 

もう15年ぐらい前の話です。

 

待合室で隣だったソープランドのお客さん

 

の事が忘れられません…

 

 

 

仕事を一緒にしていたデザイナーの大野くん

 

とワタシは年一回・師走の頃、旅行代理店の

 

玉田部長の接待をします。

 

普段はワタシと玉田部長のマンツーですが、

 

忘年会的な意味合いもあり、大野君にも合流

 

してもらいます。上野のしゃぶしゃぶ屋さん

 

で食べて・飲んで、そしてシメに、

 

吉原のソープランドに行くのです。

 

時間は21時を回ったぐらいです。

 

色々3人で詮索して其々別の店に入ります…

 

 

ワタシは選んだ店に入り、待合室の椅子に

 

座ろうとすると、先着のお客がいました。

 

年齢は50がらみの紳士です。

 

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

音がします。

 

その紳士は貧乏ゆすりが凄くて待合室の床が

 

カタカタと振動するほど「ゆする」のです。

 

スーツをビシッと着こなしたサラリーマン

 

タイプです。ワタシも同業ですから…

 

ちゃんとした「まとも」な人に見えます。

 

チョードヨイイラストヲヒロッテキマシタ

 

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

規則的に、間断なく、淀みなく、正確に…

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

「カタ、カタ、カタ、カタ、カタ、カタ」

 

 

結構ウザいんですよ。店内は静かですから。

 

待機時間が長かったら「あのーすいません」

 

って注意していたと思います。

 

この紳士は「常連さん」なのでしょうか…

 

近くにボーイさんがいますが、

 

気にも留めていません。

 

ウゴクサシエガゾウヲ セイリョクゼツリンノ

キキメノアルサプリヲ ツウハンシテイル カイシャノ

ホームページ カラ パクッテキマシタ

 

 

 

ワタシは入浴しはじめてからも気になって

 

嬢にその話をしたら…

 

「結構変わったお客様が来られますから…

 

お気になさらないでください。」

 

と、嬢は素っ気なく言うのです。

 

気にも留めていません。

 

 

Late For The Train/電車が(運行が)遅れている

という意味です。「貧乏ゆすり」っぽいイライラ

感のがあるイントロなのでUPしますね(^^♪

良かったら聴いてください。

 

 

 

印象的な変な事って、

 

ずっと覚えてませんか?

 

これはかなり昔の話ですが、

 

大野君の元嫁の事を、

 

ずっと書いてたら思い出しました。

 

 

 

見ていただき

ありがとうございます。