ヘリテージのフーガ | 空玲瓏道

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20余年ぶりにバイクに復帰しました。
と書いてから10年。バイクライフを楽しむ信州人のブログです。

2024.6.25


2月頃からだろうか、

良いと思ったが欠品で入荷待ち。

5月中入荷の予定も伸びていた。

金曜日に登録しておいた

メールが届いた。

速攻で注文を入れた。

靴が届いたのは23日の日曜日。



ガエルネはサイズの選択が難しい。

前回、ED-PRO art405は

ショップと相談の上27.5cmを選んで

少し大きかった。



セローに乗って走り回っていたのは

もう10年も前なんだ。

あっという間だな。

コイツには何度か守られた。

手入れをしてある。

いつでも履ける。


今回は27.0cm


〜開封〜

ショップのアナウンス通り

サイズ調整用の中敷きも入っている。


丁寧な梱包だ。


厚いフルグレインレザー

ガエルネ フーガ・ラフブラウン

ガシガシ履いて欲しいとの願いから

名付けられたラフ

私のオグラの登山靴のようだ。

就職したての頃

重登山靴にするかで迷ったのは

確か ガエルネ か ザンバラン だった。


まだシワひとつない。

No.145という同じくフルグレインの

ブーツもいいのだが

私にはこの登山靴スタイルに

ノスタルジーがあって見向かなかった。



ノルウェイジャン製法で縫われた

底のビブラムもしっかりしている。



革の厚みもかなりだ。

袋ベロになっている。


足を入れると少し大きい。

中敷きは踵から入れていかないと

うまくいかない。



見た目は大きい。しかも重い。

片足850gという。

今まで履いていたワークブーツと

全然違う。


中敷きを入れてしっくりきた。

サイズ交換する必要もなくなったので

タグを外す。



これで私のものになった!


足に馴染むまで半年かかるという。
そうでなくてはいけない。

来年からは
スーツで仕事に行かなくても
よくなる。
毎日コイツを履いて行こう。
その頃はきっと
ヘリテージのフーガで
セローツーキンだ。

経年変化するものが好きだ。
革靴、革ジャン、革の表紙の手帳、
オイルドジャケット、万年筆etc.
私も古びて来たし
時間の許す限り楽しむのだ。

「一緒に成長する」
とショップのリンクページにはあったが
主観的にはそうありたくとも
今更「成長」は烏滸がましい。
「老化する」
に置き換えた方が客観的だ。

でもその次に書かれている
バイクの思い出を一緒に味として刻んでいきたい」
は、当にそうだが、ちょっと気障だな。

これからは気儘に、
思ったように生きるのだ。

今の価格で買えるのは7/8までという。
みるみる在庫は減っている。