NHKきょうの健康の特集 「パーキンソン病の進行を防ぐ」が今週、再放送で午後から放映されます。
2月10日(月)~2月13日(木)4日間 NHKEテレ 毎日午後1:35~1:50再放送
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/
国立精神・神経医療研究センター病院 神経内科 パーキンソン病・運動障害疾患センター センター長
村田美穂先生が病院での診察時の検査の実例をビデオや画像で解説。家族からよく寄せられる質問相談に答える。
国立精神・神経医療研究センターリハビリ科のPT(理学療法士)さんが出演し自宅で出来る各種リハビリ実演しYoutubeの英語のビデオでしか見れなかったLSVTBigの大きく動く歩行を日本のテレビで初紹介していた。是非ご覧ください。
初日はPD患者の症状をビデオで紹介された。特有の前傾姿勢で小刻みの歩行が、服薬時は別人のように普通にスタスタ歩けている。神経内科を受診時の問診のあと、手足の関節のカクカクした動きや、姿勢反射障害、体のバランスを調べ、パーキンソン病が疑われる場合には画像検査を行います。
MRI以外にドパミン神経の状態を見ることができるSPECT(単一光子放出コンピュータ断層撮影)検査は2014年1月末から保険診療が可能になり、早期発見にとても役立つと期待されています。
独り暮らしではバスや電車等の公共交通を利用し乗換え通院しなくてはいけない。途中でオフになり診察時に歩行困難の酷い状態で診察室に入ることは困難で診察時に薬で緩和され症状を主治医は正確に把握できていないことが多い。
医師の薬の処方の服薬量、タイミングでの効き具合、副作用等は個人差がある、主治医に正確に伝える為に、服薬、食事、睡眠の時間と薬の効きを記録した手帳を持参して主治医に報告し質問して薬の知識を得る、家族や介護スタッフも患者の通院に同行して普段の生活での障害や客観的に見た症状を補足して伝え病気を正しく理解することも必要。
パーキンソン病あなたの症状日誌 http://requip.jp/support/tool/pdf/0090-2.pdf
初期は薬が良く効くので早期からのリハビリに取り組む人は少ない。薬のみの治療でなく、ウオーキングや体操、ストレッチ等自分の出来る事から始め進行を遅らせストレスを軽減し前向きに生きる事で症状を改善しながら長く付き合える。患者の生活しやすいよう協力する事が大切です。
2月6日(木) パーキンソン病 進行を防ぐ「患者を支える」
歩行困難ですくむ場合廊下にテープを貼る事で目印となり歩きやすくなる。規則正しい食事の内容や服薬のタイミング等、薬の飲み方の薬の効き具合への影響が大きい。進行期には喉の筋肉がこわばる嚥下障害が原因で薬は蠕動運動で小腸迄到達せず吸収が低下する、実際の飲み込む映像の比較も解かり易い。