合格、不合格の間にある、補欠合格という立場……。

我が家は、すべての試験結果を本人に遅滞なく伝えてしまいました。

「補欠」もです。

我ながら馬鹿な親です。

 

でも、繰り上がり連絡が来るのかはわかりません。

動くのは、せいぜい今月末でしょうか。

(校風や立地などから併願校を考えると、来月以降にはもう動かないだろうと思っています。)

 

そして補欠の中での順位も、低いのではないか……。

夫あぱと氏は期待を持っているようですが、私の感触としては厳しいだろうなというところです。

 

 

つくづく、本人に結果を伝えてしまったことを悔やみます。

 

第二子もいない我が家では絶対にありえないことですが、もしもう一度、小学校受験をするなら、結果は都度本人に伝えず、親が決める形にすると思います。

幼児教室の先生からいただいた言葉を思い出しています。


「まずは合格することです……!」

 綺麗事抜きで、合格優先の先生もいれば、


「私は、合格させるためだけに教えてるわけじゃないですからね」

 成績の振るわない子も見捨てない、というハートの熱さを感じさせる先生も。


他に、

「小学校受験の経験は、将来の中学、高校、大学受験、そして就職試験にも役立ちます!」

 だからこの数年間を肯定しましょう、ってことかしら。就職も縁故に左右されるあたりが、お受験と似ているかもしれません。

総額いくら支払ったか、お受験費用の決算はまだしていません。


娘は、それなりの規模の集団型幼児教室に週1~2回、一年以上通いました。

季節講習も、(これで娘の態度が良くなるなら……!)と毎回期待して申し込みました。


娘に何が残ったのだろう……。


疲れた~とごねるのを叱り、なだめ、手を引き、ときには抱っこでなんとか連れていっても、

先生に自分から挨拶もできない、

椅子に座っていられず、座っても姿勢は悪く、

クレヨンの塗りもはさみ切りも折り紙も雑!


本当にね……いいところがなかった。

(小学校受験生としてね。)


先生は一生懸命働きかけてくださいました。

私も、宿題など頑張ったつもり。


でも駄目でした。

幼すぎる娘は、お受験塾で変身することはありませんでした。

勉強の習慣もつかずえーん

ご褒美だけ要求する物欲魔神笑い泣き



もともと「きちんと座って大人の話が聞ける子」は、子どもの行動をねじ曲げる必要がないです。

幼児教室の授業を経て、0からプラスになっていくのを羨ましく拝見しておりました。


座れない子、話が聞けない子は、

同じ授業料を払っていてももったいないだけです。

変な見栄を張らず、中学受験以降の勝負にシフトした方が学校選択の幅が広がると思います。

小受の選択肢、本当に少ないです……。


小受と中受、どちらがより疲弊するかという点については、同じ子どもを対象として両方を経験された方でない限り、答えは出ないかもしれません。

(ご兄弟で上は中受をし、大変だったから下は小受で一貫校を狙った、という話は聞いたことがあります。)


反発ばかりで親の言うことを素直に聞いてくれない子だと、中受の大変さも、より増すんでしょうね……。