傑作「哀愁演劇」を引っ提げて、昨年の12月から行われているindigo la End史上、過去最大規模となる今回のワンマンツアー
いよいよツアーは終盤に入り、残すところ後3本といったところでNHKホールワンマン
NHKホールでワンマンするのは、栄太郎(Dr.)が正式加入して初めてのツアーとなった「ナツヨのマジック(「ナツヨノマジック」とは異なる)」以来、なんと約9年ぶりぶりである

会場に到着し、中に入るとこの日はステージに幕が張られており、中身は全く確認できない仕様
パシフィコは普通にステージが見えていたので、あの公演が異質だとより認識するように

開演時間を5分経過した頃にブザーが鳴り響き、絵音(Vo. & Gt.)が前説として影アナを担当しつつ、

「この舞台に台本はない。」
「あなたは身体の感じるがままに、身を委ねればいい」

と言葉を交わし、NHKホールが9年ぶりであることを伝えたあとにゆっくり暗転

パシフィコ横浜で見た際とSEは変化してなく、栄太郎を筆頭に各々が蒼き花を持ってステージに降りてくる演出も変わりなし
ステージ両端からサポートのえつこ(Cho. & Key.)、ささみお(Cho.)が登場したあと、「カンナ」から始まるのはパシフィコ横浜と同じ
後方に用意されたスクリーンに歌詞が表示されるのも変わってないが、ツアーも終盤を迎えただけあって、アンサンブルはより進化
インディゴのサウンドの核であるティス(Gt.)はより鮮やかにギターを鳴らし、後鳥のベースラインもまたよりゴリッゴリになったりと激しさのコントラストが一層出るように

よく見るとえつこが歌詞とリンクするようなアクションを随時で取っていたり、ラスサビ前にはステージにモヤでも被さったように見えなくなったりと新しい発見もあるのはセトリが大きく異なるとはいえ、パシフィコ横浜公演に参加していたのが大きい
インディゴは基本的に同じセトリは組まず、少なくとも1曲はセトリを変える
だから複数回参加しても、再上映を見ているような気分には全くならない

絵音がハンドマイクになって「夜風とハヤブサ(絵音の間奏のスキャットはあまりに美しい)」、「ラッパーの涙」と歩き回る曲が続くのもパシフィコ横浜と共通
つまりあのライブ、序盤はツアー本編の流れを採用していたということだが「夜風〜」は後鳥のスラップベースやえつこのアラビアン風な鍵盤が非日常な雰囲気に誘うし、「ラッパーの涙」への導入は栄太郎や後鳥のセッションとこれまでと繋ぎは変化
なおかつどちらも照明がカラフルだったりと色んな所に仕掛けが見受けられる
なので照明もよく見たいし、演奏もよく聞きたかったりと、どこに焦点を定めるかで非常に迷う
影分身出来るならば役割分担させたいと思うほど

再びギターを背負った絵音が、

「NHKホール踊りませんか?」

と促し、ささみおとえつこによるゴスペル風な幕間が導く「さよならベル」で絵音のハイトーンボイス、歪みつつもセンチメンタルな光景をティスは描いていくと、

「さよならのベルが 当たり前に春を待ってる」

をささみおとえつこがコーラスし、「冬夜のマジック(間奏のギターはドリームポップを聞いているかのよう)」に繋ぐのはとても上手い
「もう冬終わったぞ」な気候になりつつあるけど、こうして曲と曲を繋ぎ合わせるのはUNISON SQUARE GARDENの「Patrick Vegee」を思い出させる
この組み合わせは今後定番になるかもしれない

「愉楽」で後鳥がスラップを入れつつ、ティスが癖になるギターリフを鳴らして踊らせつつ、

「ドキッとして
クラっとして」

なる意味深フレーズを耳に残させながら最後はオルタナっぽく爆音に昇華すると、暗転している間に絵音はステージ右後ろにあるソファに移動し、そのまま「芝居」を歌い出す
パシフィコ横浜では一切使用されず、「何のためにあるのこれ?」な感想を抱いたソファはこのためのもの
1つ高い台に設置されたソファから歌う絵音は監督のようにも見えるが、パシフィコ横浜しか参加しなかった方はきっとあのソファの使用用途が分からないままだろう(いないと思うけど)

元のポジションに戻ってきた絵音がアコギを背負い、「暗愚」から「心の実」までの流れはパシフィコとほぼ同じ
繊細なアコギは4つ打ちや鍵盤と絡むことでロックになるし、「パロディ」で椅子に座って背負うのではなく、ギターを抱えて奏でるティスはリラックスしているようにも見えるが、

「パパパパロディのヒント」

とスクリーンに突如ノイズが走り、「心の実」のPVが逆再生で流れるとやはり雰囲気は一変
栄太郎と共にグルーヴを刻んでいた後鳥のベースが、急にゴリッゴリになる事からも分かるように

そうして「パロディ」のラスト、

「こんな歌詞もいいでしょ」

の元ネタになり、絵音が歌声を巧みに使い分ける「心の実」に移行するわけだが、あの頃のインディゴはブラックミュージックとロックを混ぜ合わせる独自の方向性をたどっていた
だから後鳥のベースもダンサブルだし、ティスのカッティングもシティポップを参考にしたもの
そんな方向性からオルタナに変化する…
そんなバンドは稀にしか出てこないだろう

「哀愁演劇」のリリースインタビューで、

絵音「大衆音楽を意識したけど、気がつくとオルタナになっていた(笑)」

と話すように、今のインディゴは意識しないと自動的にオルタナロックが近づいてしまう
「濡れゆく私小説」期のR&Bのリズムとロックを融合させた路線、「夜行秘密」以降のオルタナロック路線
この2つがインディゴの軸であり続けるのだろうか

他のアーティストのライブはガイドライン廃止等の影響もあり、暗転中にメンバーの名前を呼ぶ景色が戻ってきたが、インディゴはコロナ禍前からメンバーの名前が呼ばれることはほとんど無かった
つまりはUNISON SQUARE GARDENのライブのように、ほとんど沈黙状態でそれにより生じる静けさが緊張感を生んでいくわけだが、ファンキーなリズムで踊らせる「邦画」の導入はこれまでとキーが低くなり、演奏もオルタナ色が強いものに
パシフィコの時はそんなテイストは漂ってなかったが、パシフィコ以降のライブで雰囲気が変化していったのだろうか

えつことささみおがコーラスする

「色を変えたあなた〜」

を導入とする「チューリップ」からはパシフィコではやってなかった曲達が続く
「インディゴの世界観は大体こんな感じ」と説明出来るクラシックのようなものだし、再生回数も多い
にも関わらずアニバーサリーライブのセトリから外されたのは意外であるが、照明はほぼチューリップを象徴する真っ赤なので、

「色を変えたあなた」

で一瞬、照明が緑に変わるのは対比表現として印象に残りやすい
今までもそのような演出をしてたかもしれないが、歌詞に忠実なユニークな演出だと思っている

また「忘れっぽいんだ」はスクリーンにPVがそのまま流れているが、後鳥のベースラインはSpitzの「ロビンソン」を彷彿させるような歌いたくなるもの
インタビューでは何かを明かしてなかったものの、「忘れっぽいんだ」は仮想タイアップソングの1つであることを明言している
それ故、Spitzを連想させるようなベースラインを作ったのかもしれない(絵音がリスペクトするSpitzはドラマタイアップも多い)

更に「ヴァイオレット」は絵音達が演奏する姿をスクリーンに映すが、久々に聞くとホールよりもアリーナのような広大な会場の方が合いそうな印象
前回聞いたのは昨年のパシフィコ横浜だったと思うけど、その時よりも遥かにスケールが大きくなっているのだ
元ネタが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」であるのはとても有名な話
けれども自分はその作品を見たことがない
ここ最近、見たいアニメが多すぎるし、どうも身体が夜型から朝型になりつつあるので、帰宅してからアニメを見る時間をなかなか取れない
でも仮想タイアップて結びつけたということは、絵音としてもリスナーに知ってもらって見て欲しいのだろう(FCブログでは某アニメのインスパイアソングを書きたいなんて話していたし)
世界観を知れば曲への見解も変わるだろうし、なんとか見る時間を作りたい所存

そうしてメロウな曲を3連発したあと、栄太郎がビートを刻み始め、後鳥が前に出て大げさに手拍子を煽るのは「名前は片想い」の合図
自分はTik Tolkを使用したことも無いので、どのように「名前は片想い」が使用されているかは知らないし、きっと知らないままだろう
ましてや間奏で栄太郎がストロークを刻み、ティスがギターソロを鳴らすところなんてもろにロックだし
しかしそうして名前を知っていただける機会になるなら、バズるのはとても嬉しいし、そこからワンマンに足を運んでもらえるなら尚更
満員の会場から響く手拍子を見たら我々とインディゴは片想いじゃない
両想いだと自信を持って言える

すかさずアッパーな「瞳のアドリブ」は後鳥のベースがよりよりバッキバキになり、弾むようなえつこの鍵盤リフも引っ張っていくが、2Aになると栄太郎は手数を急激に増えしたりと過去最大のツアーだから、途中でバージョンアップも為されている
元々栄太郎は手数の多いタイプのドラマーで、加入一発目のシングルだった「悲しくなる前に」で手数の多さをリスナーに見せつけたり、「花傘」では途中で意図的にリズムを崩し、元に戻すなんて超絶テクもやったりしていた
最近は曲を尊重するようなプレイが多かっただけに、このアレンジは鳥肌が立ってしまった

そんな中、この日最大の驚きはイントロで「まさか!?」となった「白いマフラー」
先日サブスクが遂に解禁され、アニバーサリーライブではファンの期待に応えるようにやってくれたが、こんな短いインターバルで年内2回目が拝めるなんて…
なお他の会場だと年内はまだ福岡のみ
絵音もこの「白いマフラー」が、「歌ものロックの始まり」と明言しているから、せめて年内出演するフェスは全てやって欲しいと心から思ってる(首都圏だけ2回目はなんだか申し訳ない)

その柔らかさはどこへ行ったやら、不穏な映像ともに狂気のオルタナサウンドを「Gross」でもたらしたあと、基本的に終盤やアンコールしか話さない絵音がここで挨拶すると、

「国際フォーラムや中野サンプラザばかりやってたから、やっているイメージ無いかもしれないけど、2015年にやってるのよ。「ナツヨのマジック」ってツアーで。それも初日でファイナルは(建て替え前の)渋谷公会堂(LINE CUBEになる前、唯一行ったライブである)。あの時は落ち着いて出来てないし、そもそも完売してない。けど今日は落ち着いて出来てます。」

と近年ファンになった方のために、昔NHKホールでワンマンしたことがあることを話す絵音
その「ナツヨのマジック」の前が、「幸せが溢れたら」のリリースツアーだったが、実はその時インディゴはZeppでワンマンをしてない
中野サンプラザはやっていたものの、急にNHKホール、渋谷公会堂とキャパが突然倍に
そりゃあ落ち着いてられないし、今みたいに一気にガーッとやる感じでもない
あの時と異なり、余裕があるのは多くの経験を積んだからだろう

また今回のツアーも残すところ、長崎と沖縄だけになったが、

「去年から毎週ずっとツアーやってきたけど、こんなに長く回ったことないし、僕たちは音楽以外集まらない。だから来年結成15周年になるんですけど、14年目にして初めてバンドらしいことをやって、人間を取り戻しながらみんなの人となりを知れました」

とやっとバンドらしい事を出来たり、お互いの人となりを理解できたようだが、

「ただSNS見たら、「行った」報告だけで、感想あまり見ない。みんな書いてよ(笑)!!」

と懇願する絵音(笑)

自分はパシフィコ横浜公演のレポをしっかり書いた
このツアー以外にも、2015年以降のインディゴのワンマンは大体参加したので、書いてはいるのだが、そんなに感想が見当たらないのだろうか?

なお絵音は周りにインディゴ好きがおらず、今回のツアーで初めていることを確認したようだが、北海道の幕別(後鳥の実家の隣町らしい)を始め、ティスが「もう来ないかも」を色んな所で言っているらしく、地元の山梨に至っては、

ティス「何もない(笑)」
絵音「新宿から1時間半書けて行ったけど、マジで何もない(笑)。というか駅に美容室カフェってのがあって、気になってみんなで見てたけど、外から見えない仕組みになってた(笑)」

と自虐され、ネタにされる始末
どんなカフェなのか、写真で見てみたい所存である(なお料理もカオス)

そんなMCで笑わせたあとは「夏夜のマジック」
まだ夏までは少し距離があるけど、会場から青いバングルライトを着用した腕が上がっていく瞬間は魔法をかけられている気分
後鳥をフューチャーする場面も、ティスのギターソロも全て幻想的
今年も夜の野外で「夏夜のマジック」を聞ける瞬間はきっと来るだろう
かつ、フェスのトリで聞ければなお最高だ

そして最後に演奏されたのは、絵音とティスが向かい合ってイントロでカッティングを鳴らす「インディゴラブストーリー」
「哀愁演劇」のレコ発ツアーなのに、「藍色ミュージック」の曲で終わるのは意外な気もするが、

「愛し合う術を見て
小さな命を知る
それだけのことを
幸せに続けれたら
愛し合うだけでもう
他はいらないからさ
それくらいは
幸せであって欲しい」

の如く幸せであって、また再会したい
曲に想いは詰め込んだのだろう
演奏を終えると6人はその場でお辞儀
そのままステージを後にした

手拍子に招かれてすぐに戻って来ると、例のごとく、ティスの物販紹介が始まるが、どうやら後鳥のTシャツを後鳥以外が着用すると、呪われるようでそれを聞いたスタッフが速攻でグッズにしたものの、速攻で完売したらしい
しかも実際に持ってきているものもおり、ティスと絵音は目立たせないように訴えるが、再販の予定はないとのこと
収益は全て後鳥の元へ行ったらしいが(笑)

ただ物販紹介はというと、国際フォーラムやパシフィコ横浜も含めたら東京神奈川3回目ということで、ティスは適当モード(笑)
あまりの適当ぶりに、絵音は静止に入ったが、それでも止まらずどんどん加速するものだからこっちは完全にツボにはまってしまった
Saucy Dogの秋澤も適当に物販紹介してたが、ティスはそれを軽く超えていく(笑)
流石はティスである(笑)

なおインディゴはこの公演の前日、メジャーデビュー10周年を迎えFCでは24時間ラジオをやっていたようだが、聞けない方も多かったのでこの公演の翌日4/4から4/5の2日間アーカイブ配信されることに
休日でもないと、ラジオ配信の全てを聞けないのが痛いが

ティスの例のラジオの件が弄られた後、アンコールが始まるがTwitterで「新曲やるのでは?」とフォワーさんが予想した通り、ここで待望の新曲が演奏
まだ曲名は明かされてないが、「濡れゆく私小説」の頃を連想させるような曲
次のインディゴのアルバムは、ゲスの極み乙女の新作の次になると、絵音はパシフィコ横浜公演の後のムービーで話していた
再び「濡れゆく〜」の音楽性に回帰するのだろうか

その新曲に続いて演奏された「プルシュカ」、今回もたくさんの花がただ回っていく映像が流れていたが、「メイドインアビス」の「プルシュカ」を知ると知らないで曲へのイメージは相当変わるだろう
自分は作品の存在を見たことはあるものの、読んだりアニメを見た事は無い
どっかで見ないと行けないのは分かっているが、相当鬱な作品と噂を聞く
「ダークギャザリング」で絶叫してしまう自分は耐えられるのだろうか

そして最後の曲の前、

「前にも話したと思うけど、みんなが友達や恋人、家族に墓場まで持っていこうとするくらい言えないことがあって、僕はそれを歌詞にしています。応援歌は書けないだろうし、「頑張れ」と言われても頑張れないし、「どうにかなる」と言われても、そうは思ってない。僕は暗い音楽ばかり聞いてきた。だから「落ちるところまで落ちたら上がるしかないでしょ?」というのが僕の音楽になってます。」

とインディゴの音楽について明かす絵音
パシフィコでも似たような話をしていたが、恐らく絵音は欝ロックの影響も強い気がしてきた
Syrup16gやART-SCHOOL辺りの
THE NOVEMBERSの影響も公言してたし、インディゴの曲の大半が「喪失」をテーマにしているのはその影響かもしれない

そうした曲が多いから、

「音楽をやるのは楽しいし、ステージに立ってみんなが来てくれるのは嬉しい。でも音楽を作る際、曲にはどうしようもない自分がいて、辛いと思うときがある。けど変わるタイミングがあって、武道館の時に多くの人が来てくれて、「バンド続けていて良かったなー」と思うようになりました。」

のように、自分の身を削ってるも同然だが、武道館が絵音にとっての転機になったらしい
バンドを大きく肯定してくれたから
同期のバンド(GOOD ON THE REELやSuck a Stew Dry?)は活動停止したり、メンバーが離脱してしまった
だから続けられている事を肯定されたのは救いになったのだと思う

「12年前、初めて言えないことを歌詞にした曲を書いたんですけど、とても反応良かったし、初めてちゃんと歌えることが出来た。その時に「自分はこういう歌を歌い続けて行くんだな」と思いました。
ゲスの極み乙女というバンドの裏でひっそり活動してましたが、これでも外に向かっている最中です。コンプラが多いこの時代、歌詞が検閲されるようになって自由に書けなくなったり、地下に潜ってしまうこともあるかもしれませんが、15年、20年、30年と続けて行きたいのでよろしくお願いします」

と自分が歩むべき道が何かを悟ったり、外に向いている最中であることを伝えたあと、最後に演奏された12年前の曲
それはかつて「街路樹にて」のツアーで封印される可能性もあった「幸せな街路樹」
そこには絵音なりの人間観、世界へ考え方が記されている
まさかこれが始まりとは…
「街路樹にて」のツアーで封印されてなくて本当に良かった
出なければこうして演奏を聞けなかったのだから
後鳥によるコーラスは無くなったが、最後に爆音シューゲイザーになるのは変わりない
轟音を撒き散らして、記念撮影を終えると、パシフィコのように1人ずつ蒼い花を持ってステージを後に

これで公演が終わるかと思いきや、スクリーンに絵音からのポトリーディングが
長い付き合いになっているワーナーに感謝しつつ、

「次のフェイズに進みます」

と宣言すると「トウヨノマジック Vo.1」の開催を発表
しかも場所は横浜アリーナ
最大キャパでのワンマンだけに、会場が騒然となるのは必然だった…

パシフィコ横浜公演とセトリはかなり変わった
やっぱりあの公演がイレギュラーで、これが本来の「藍衆」
ホールだけど、アリーナでワンマンしているような、インディゴを愛する人に向けたようなツアーだった

9年前と今のインディゴは大きく違う
あの頃のインディゴは歌ものロック
「ゲスの極み乙女の川谷絵音がやっているもう1つのバンド」という位置づけだったから、フェスを意識するような曲が多かったのを覚えている

あれから9年
今のインディゴはシーンの流行は意識せず、ブラックミュージック寄りの曲もあれば、オルタナロックの影響を受けた音圧強めの曲をやることも増えた
当時はそこまで認知されたかった「夏夜のマジック」が代表曲になったりと、取り巻く環境は大きく変わった
フェスではメインステージ、ワンマンはホールとあまりにも大きな変化である

そんなインディゴが12月に横アリワンマン
キャパは15000
大勝負になるだろう
「ナツヨノマジック」ではなく、「トウヨノマジック」
一体何が起こるのだろうか?
幕が降り次回作へ

セトリ
カンナ
夜風とハヤブサ
ラッパーの涙
さよならベル
冬夜のマジック
愉楽
芝居
暗愚
パロディ
心の実
邦画
チューリップ
忘れっぽいんだ
ヴァイオレット
名前は片想い
瞳のアドリブ
白いマフラー
Gross
夏夜のマジック
インディゴラブストーリー
(Encore)
新曲
プルシュカ

幸せな街路樹



※前回のワンマンのレポ↓


※前回NHKホールをやった「ナツヨのマジック」のツアーファイナルにあたる渋谷公会堂公演のレポ