学生時代はスクールカースト下位、社会人になっても仕事は常に弱者の立場であり続けた柴田隆浩が立ち上げた忘れらんねえよ
ソロプロジェクトになってから来年で5年となるが、結成してから今年で15周年
ということで忘れらんねえよの結成15周年イヤー幕開けを告げるイベントとして、お馴染みツレ伝も超ツレ伝とスペシャルバージョンに
2日目は柴田がライバル視しているキュウソネコカミ(この組み合わせは3度目)が出演するが、初日は四星球が出演
こちらも忘れと多々対バンしたバンドである
定刻より少し前に青木Pが登場
このLIQUIDROOM2daysから15周年イヤーが始まることを青木が説明するものの、この15周年がどこから始まるかがこのあと大きな話題となることに
・四星球
という訳で初日のツレは四星球
ロッキンのフェスでは毎回のように見て、様々な伝説的風景を目撃してきた訳だが、ライブハウスで見るのはこれが初
定刻を少し過ぎた頃に、SEが流れてまずは北嶋(Vo.)が忘れらんねえよの15周年を祝福するも、
「1人になってからもう7年経過しました!「1人でやるのってキツくないの?」と質問しましたが、柴田さんは「1人の方がやりやすい(笑)」と」
とウィキリークスのように、柴田の回答を包み隠さず公開するのは祝福と言えるのだろうか
忘れらんねえよが結成された2008年といえば、福岡ソフトバンクホークスファンにとっては思い出したくもない暗黒時代の最深部(Bクラスに沈んだ2013年や2021年が笑えるくらいにトラウマ)
その2008年にタイムスリップして、
モリス(Dr.)∶崖の上のポニョの監督だった宮崎駿監督
U太(Ba.)∶北京オリンピックの開会式で口パクだった少女
と登場する中、まさやん(Gt.)は流行が2005年だったレイザーラモンHG(実はMステに歌手として出演したことがある(笑))として登場する露骨なオチ要因(笑)
HGお得意の腰振りや「フォー!!」をずっと行い続けるので、北嶋がまさやんにギターを背負うように促して、観客にロボットダンスを行わせる「絶対音感彼氏」からようやく始まるも、まさやんの歌唱パートになったところで
「手拍子が聞こえてくる。それは次第に大きく。揃って…本当に揃えてもらいます?(笑)メロディーが聞こえてきた…?歌ってもいいですか?」
と北嶋がナレーションのように呟くと、突然忘れの「俺よ届け」を演奏
最近演奏されるのは「新•俺よ届け」の方なので、原曲キーでこれを聞くのは久々だが、四星球は本当に演奏が上手い
今年のロッキンでは出演キャンセルとなったBiSHの「BiSH - 星が瞬く夜に-」をカバーしたり、忘れの盟友BLUE ENCOUNTが当日キャンセルしたことでトップバッターに繰り上がったぴあフェスでは、リハの時間を利用して沢山のカバー曲で楽しませた
笑いや感動に注目が行きがちだけど、演奏面でも四星球はしっかり見せる
忘れの主催ライブ故、客席のほとんどが拳を挙げていた
「もうこれで終わりでいいよね!」
なんて北嶋は惚けたけど、これが伏線になると誰も思わなかった
まさやんは速攻でHGの衣装を服装以外解除
北嶋はまさやんのありとあらゆるものを褒めまくって、右→左→右と横断歩道の安全確認をするような動作が面白い「トップ•オブ•ザ•ワースト」を終えると、早くも
「知らぬ間に始まった人生が…」
と「クラーク博士と僕」のイントロを北嶋が歌い上げるも、
「忘れとは色んなところで対バンさせてもらっているけど、あの人会うたびに「楽しかったー!こんな最高なライブある?」っていうんですよ。柴田さんはすぐにライブの記憶を忘却しますので「覚えてらんねえよ」です(笑)。」
と勝手に柴田の名前を改名するが、
「明日のキュウソとのライブの頃には忘れているでしょう(笑)ならば忘れらんねえライブにしましょう!」」
と見事に繋げて、「クラーク博士と僕」から更に忘れられないようなライブに
まさやんによるバク転、北嶋による高速フラフープ回しはもちろん健在
その直後に北嶋は倒れるが、
「あ、あそこに生まれたばかりの子馬がいる!」
とまさやんが叫ぶお約束から、ロッキンどころか各地でやりまくっている「UMA WITH A MISSION」に行くのは見慣れつつある
まさやんの振り付けは可愛らしいけど、リズムを築くU太とモリスは真顔
しかも子馬はHGを見たことで「フォー!!」を取り入れる謎の進化をしている
そんな馬は見たくない(笑)
この茶番を終えると北嶋はU太やまさやんと忘れとやったライブを振り返りつつ、
「忘れのファンは陰気が多い(笑)」
と客席を一網打尽(笑)
「こんな音楽聞く人限られてますよ!」
とのご指摘には反撃すら及ばないが、どうやら袖から柴田が見ていたものの、
「忘れの15周年は明後日からのようです(笑)。」
とまさかのカミングアウト(笑)
これには経緯が勿論あるが、
「じゃあ何を祝えばいいのか?皆さん、祝いたいものを祝ってください(笑)」
と北嶋の手にかかれば、何でも笑いのネタに変換されてしまう
つまりは笑いの魔術師
そんなユーモラスな雰囲気が一転するのは、北嶋が25歳の頃に15歳の自分に向けて書いたバラード「おセンチセンチメートル」
フェスでは笑いの場面ばかり取り上げがちだし、恐らくフェスでしか四星球を見たことがない人はフェスとそれ以外では四星球が大きく異なることに今回のライブで初めて気付いただろう
しかもこのバラードには、北嶋が先日ツイートした女の子の話が
四星球北島康雄@yasuo02080303先週末のライブ終わりにお話してくれた中1の子。学校が苦手でずっと行けてないって。でも今日のライブがおもしろくて、ちょっと週明け学校行ってみようかなって気持ちになったって。無理せんでええよって僕言ったけど、今日どうやった?言い忘れてた。学校には四星球よりおもしろい子いっぱいおるよ。
2022年10月11日 21:52
↑に加え、
「昔、僕のクラスにも学校に来なかった女の子がいました。その子とは、数年前にレンタルショップの本屋で再会しましたが、昔と大きく変わっていました。女の子は変わります!」
と北嶋の学生時代、学校に来れなかったクラスメイトが大きく成長したという話は、心にぐんと来ただろう
生き続ければ変化は訪れる
そして北嶋は昔の自分にライブしまくっている自身の近況を報告し、
「みんなを笑わせ続けろよ!」
とエールを送った
過去だけでなく今の自分にも
四星球の意思は絶対にブレない
後半に向けて雰囲気を変えるべく、「世明け」のショートパンクを鳴らした後、
「世の中には「この人たちがいれば大丈夫だな」ってバンドが居まして。忘れその1組と言えるバンドです」
と前置きした上で、
「数年前までは後ろからステージに転がってきて、バーカウンターの方に連れて行って飲んでましたけど、今それできないんですよ?それでも続けるって凄いことだと思います。」
と封印を余儀なくされた「ばかばっか」のパフォーマンスに言及したが、四星球だってコロナ禍前に誕生した最強のツッコミソング「言うまてすけども」がなかなか出来なくなってしまった
お互いにパフォーマンスを制限されてしまった(翌日出演のキュウソネコカミも「DQN〜」の客席突入を封印、どころかほとんど演奏してない)
だとしても続けている
継続することって本当に素晴らしい
「忘れらんねえよ売れて欲しいですよね?もっと知られてほしいですよね?でも見つかってほしくないという方もいるでしょう。50になったら売れてもらいましょう(笑)」
とオチを付けるのも忘れないけど(笑)
忘れへの思いを熱く話したあとの「Mr.COSMO」で、
「柴田さんさ、色んなところに飛び込んでいくけど、みんな笑顔をする。これからも応援してあげてね。」
とU太も柴田にエールを送るも、宇宙人に扮した北嶋は柴田の愛犬ミニちゃんに乗って登場し、U太とまさやんはツッコミまくり
このミニちゃんは当然ダンボール製だが、あまりの出来の良さにフォトブースに贈呈されることに
流石のまさやんクオリティだが、
「飛ばないと15年で忘れらんねえよ終わります(笑)」
と北嶋が脅迫した最後のジャンプはほとんど飛ばず、
「終わって欲しい方が多々いらっしゃるようです(笑)終わったら四星球のせいにされるから飛んで(笑)」
と結局もう1回(笑)
これで終わったら洒落にならない
困ったときの特効薬として「薬草」を客席に授けると、最後の「発明倶楽部」は2019年のロッキンで冒頭に戻ったように、やっぱり時が戻って、「絶対音感彼氏」から「俺よ届け」をリプレイ
今度こそ本当に終わったが、「エレファントカシマシがフェスではかなり分かりやすくライブしている」という話があるように、四星球もフェスだと相当分かりやすくライブをしているのだとこのライブで知った
ちなみに四星球はこのライブの2日後、CLUB CITTA'のフェスに出演し、忘れともすぐ共演
「2日目の方が移動楽だけど、初日に盛り上げてほしかったのかな?」
との北嶋の予想はほぼ大正解でしょう
セトリ
絶対音感彼氏〜俺よ届け(忘れらんねえよのカバー)
トップ•オブ•ザ•ワースト
クラーク博士と僕
UMA WITH A MISSION
おセンチセンチメートル
世明け
Mr.COSMO
薬草
発明倶楽部〜絶対音感彼氏〜俺よ届け(忘れらんねえよのカバー)
・忘れらんねえよ
転換を終えて少し経過した頃、SEもなくステージには、
「四星球良かったよね〜。泣きそうになったわ〜」
と四星球のライブの感想を話す柴田が
この日もサポートメンバーは、
Gt∶ロマンチック☆安田(from 爆弾ジョニー)
Ba∶イガラシ(from ヒトリエ)
Dr∶タイチサンダー(from 爆弾ジョニー)
というほぼ不動の布陣
安田は容姿がどんどんスティーブ・ジョブズとなりつつある
「俺たちの曲(「俺よ届け」)2回やられた(笑)。こっちもカバーしていていいですか?」
と客席に判断を仰いで、愛を愛で返すようにこちらは四星球の「Mr.COSMO」をカバー
ベースがイガラシなので当然バッキバキではあるが、テレキャスを用いる安田のギターを聞くとまさやんのギターの上手さも分かってくる
そもそも安田は本来鍵盤
ドラマチックアラスカにサポートで参加したことを契機にa flood of circleのサポートを行い、2016年のJAPAN JAMでセッションしたことをきっかけに忘れに携わることも増えたが、歌謡要素が強い「いいひとどまり」をやる際は鍵盤もやってほしい
忘れのライブで鍵盤を弾く場面も過去にあったし、「いいひとどまり」には鍵盤が合うイメージだから
スクールカースト下位にいたこともある柴田だから描けたであろう、マイノリティーのためのラブソング「だっせー恋ばっか〜」を経て、柴田は先程北嶋が告げた「15周年は明後日から」を「今日から」に修正しつつ、
「結成当時のメンバー、俺しか居ない…」
と自虐するが、
「仲間がいます…!四星球という友達がいます…!皆さんがいます…!」
と強調
1人なら確かにやりたいようには出来るけれども、孤独の時間は多い
つまり暗闇の底に沈んでしまう可能性も高い
でも柴田は多くの仲間や友人に支えられ、たくさんのファンがいる
1人になっても続けてこれた原動力はきっと絆だ
「中年のハッピーソング!!」
と称され、近年威力も演奏頻度もますます上昇している「中年かまってちゃん」に、
「あいつロングシュート決めて あの娘が歓声をあげて そのとき俺は家にいた あいつ右手を突き上げて はしゃぐあの娘のスカート揺れて そのとき俺は家にいた 袋とじのグラビアを慎重に 開けていた 開けていた 開けていたんだ」
と大スターとスクールカースト最底部の世界を包み隠さず描写した「あいつロングシュート〜」は普段はあまりやらない印象
岡村ちゃんの「あの娘ぼくがロングシュート決めたら〜」が元ネタとはいえ、タイトルコールが面倒になる事は考えなかったのか(タイトルコールは噛まなかったけど)
先日野音ワンマンを行ったフラワーカンパニーズの「真冬の盆踊り」から拝借した「ヨサホイヨサホイ〜」が合図となる「ばかばっか」といえば、かつては柴田が客席に突入
バーカウンターでお酒を購入して客席中央でイッキ飲みしていたけど、柴田の必殺奥義は四星球の北嶋が言及したように封印中
そこで柴田が編み出したのは、客席内に通路を設け無言でバーカウンターまで走り抜けて、購入直後にイッキする方法
音楽の人の連載やTwitterでこの様子が流れていたので知りはしていたけど、段飛ばしは決してしない
それは柴田はリスクと隣り合わせの中で来てくれたファンが傷つくリスクを少しでも減らしたいから
マイノリティー側にいた人間だから取るべき選択肢も理解している
それにバーカウンターからステージに無言で走り抜ける際、手を振った客には笑顔を見せていた
少しずつでも昔に戻っている
柴田はそれがとても嬉しいのだ
とはいえ、忘れのライブに来る客が陰気だらけであることはどう抗っても否定できない
そんな客席を
「陰気な奴等だけどこんな日あってもいいでしょ?」
と柴田は肯定しつつ、四星球が結成20周年を迎え、地元徳島でフェスを開催することに触れると自身がラインナップに入ってないことに拗ねたり、柴田がリスペクトするチャットモンチーのえっちゃんこと橋本絵莉子が出演することを見つけるやいなや、
「北嶋はえっちゃん(橋本絵莉子)を狙ってる!」
と決めつける柴田(笑)
橋本は既婚であることを柴田は理解しているだろうけど、夫ことtacicaの猪狩翔一に全く言及しないのは何故だろうか
「俺たちの花火を打ち上げるぞ!」
と柴田が宣言し、
「いつか 暗闇の中にいる 君の涙に濡れた頬を
美しく照らす 花火みたいになれたなら 一瞬で消えていい 遠くにいても気付けるくらいの花火になれたら」
と柴田がバンドをやる理由を綴り、梅津が脱退した2018年のZeppワンマンではミラーボールが回転して幻想的な風景を生み出した「花火」、一時期セトリから消えてたけど最近は定番に戻りつつあり、
「夢のようなこの世界が 僕らを待つんだ 僕らを待つんだ」
とポジティブに未来展望する「夜間飛行」と今度は夜にちなんだ曲を連発する忘れ
「花火」が収録された「僕に出来ることはないかな」は他のアルバムよりもポップだし、ストリングスも導入された作品
当時はタナカヒロキがサポートに入っていたので、火力不足がどうしても気になってしまうけど、逆に「僕に出来る〜」以外のアルバムに収録された曲はガッツリハマってる
即ち「夜間飛行」は轟音無敵状態ということ
柴田と柴田を支える仲間がぶつけるアンサンブルはとても力強い
転換中のBGMで使用するほど好きなVaundyとフェスで共演した際に挨拶するも酔っ払らっており失敗したこと、プレイリストで偶然たどり着いたYOASOBIのAyaseがリリースした「飽和」を絶賛しつつも、
「15年も経つと辞めてしまった仲間もいる」
と話したように、ツレ伝ツアーのラインナップを振り返れば、一緒に共演したアーティストで活動してないアーティスト(代表的なのはグッドモーニングアメリカ)も出て来るし、LIQUIDROOMでライブをするのも今ではフェスでメインステージに立つ打首獄門同好会とツレ伝した時以来
柴田も指摘したが、客層も大きく変わった
しかし、ビレッジマンズストアとSAが対バンしたあと、水野ギイがTAISEIとツーショットを撮った写真をSNSに掲載したことに触れ、
「TAISEIさん今年でいくつ?(現在は55)TAISEIさんの顔見るとパンクロックで生きてきた顔をしているんだよ…。でも俺はビレッジにもSAにもなれない。自分だけの道を見つけたので、その道を極めていきます。」
と話す柴田は覚悟を決めたようだった
自分自身にしか描けないロックンロールを貫き通す覚悟を
そんな柴田による人間讃歌、「これだから最近の若者は〜」で、
「まとめると最近の我々は最強なんだ ねえもしも愛してくれるなら どこまでもゆけるぜ いつまでも踊るぜ死ぬまで歌うぜ」
とLIQUIDROOMに足を運んだ方々を肯定し、「俺よ届け」は四星球がカバーしたことでこの日3度目の演奏
1日にこんなに「俺よ届け」を聞く日はそうないだろうけど、最後のサビ前に四星球からまさやんが合流
「北嶋じゃないの?」と疑問符を抱く方もいるだろう
もちろん北嶋も忘れが好き
けれどもまさやんはそれ以上に好きなのだ
しかもとても上手い
一瞬の出来事だったけど、素晴らしい景色を見た
そんなミラクルな瞬間を目撃し、「僕らチェンジザワールド」は、ステージも客席も跳ねまくって
「ロックンロールは頭がやばいぜ」
と共同認識するが、そうやってロックンロールの凄さを全感覚で体感したことで「Cから始まるABC」も過去最高の爆音仕様
これをカイジの主題歌に抜擢した方々に感謝したいし、取り残されて恵比寿で飲んだ我々は負け組ではない
勝ち組だ
タイチと安田の爆弾ジョニーコンビによって、怒りのパンクと化した「あの娘に俺がわかってたまるか」が終わって唐突に始まったメンバー紹介では、
安田→田舎に引っ越す
イガラシ→忘れのライブでは喋らない設定にされ、白い靴を買った
タイチ→柴田は最近BiSを脱退したチャットモンキーと飲んだらしいが、案の定柴田が潰れる
とそれぞれのエピソードを紹介
イガラシは忘れのライブでは、言語を発しないベース人間になったらしい
ヒトリエのライブでは少し話すだけに、忘れのイガラシしか知らないで見ると、仰天しそうだ
そして、アー写やPVでゴミ袋に入った柴田が凄まじいインパクトをもたらした「アイラヴ言う」は最初に挙手した男性の方の名前を最初に口してから演奏を開始
普通なら「I Love You」だけど、マイノリティーには告白すら難度が高い
SASUKEのそり立つ壁のようにハードルが高すぎるのだ
そんな弱者に向けて柴田はエールを送る
これこそがマイノリティーに送る最高の愛のうた
最後はもちろん「忘れらんねえよ」
お馴染みのスマホライトで会場を照らす演出は当然やったが、2月のツレ伝で見たときと少し違ったのはハミングによる合唱
無音だった頃と比較すると大きく進歩した
牛歩だろうが少しずつ元に戻ってきている
いつかは昔みたいに大合唱が聞ける
そんな希望を抱いていた
しかしアンコールになると柴田がJ-LODlive(コロナ禍で収入が減少しているアーティストを国が支援する制度、ほとんどのミュージシャンがこの制度)に言及し、
「申請通ったのに生配信するの忘れてた(笑)。今から配信するからやすぴー(安田)繋いで(笑)」
と盛大なやらかしをしていたことが発覚し、安田とタイチが即興セッションで繋ぐものの、あまりの遅さに
「手際悪すぎでしょ(笑)」
と安田にボヤかれる始末
ちなみにイガラシはチューニングに集中しており見向きもせず
そうしてなんとか生配信を行い、最後に演奏されたのは忘れの知名度を大きく上げた「この高鳴りを何と呼ぶ」
自分が忘れに出会ったのもこの曲
これが無かったら忘れはどうなっていたのだろうか
リリースした頃を振り返るように、
「あの娘はもう 見えなくてもいいよな!」
と過去を振り切り、次に向かう準備をする
きっとこれからも我々を楽しませてくれるし、ずっと側にいてくれる
そう思って聞いていた
ライブを終えると四星球のメンバーも交えて記念撮影を行うが、北嶋はイケメン俳優のような服装に着換え、「えっちゃん狙ってるだろ!」と柴田からツッコミ(笑)
狙うわけがない(笑)
おまけに柴田から四星球に渡した花束があまりに小さい過ぎて、こっちもツッコミを食らっていた
そして最後、
柴田「明日と明後日もライブあるのに喉使いすぎちゃった(笑)」
と振り返っていたが、ここで翌日嬉しいお知らせがあると話したように、都内のライブハウスを回る次のツアーが発表された
どれか1つには参加したい所存
北嶋も柴田も話していたけど、忘れの音楽は聞く人を選ぶ
下ネタも多いし、歌詞にも癖がありすぎるから
でも決してふざけてない
柴田は常に弱者に寄り添っている
柴田に勇気をもらって日常を送っている方もいるから
まだまだ忘れとは長い付き合いになるはず
さあ少しだけ強くなろう
だから 輝け 輝け
セトリ
Mr.COSMO(四星球のカバー)
いいひとどまり
だっせー恋ばっかしやがって
中年かまってちゃん
あいつロングシュート決めてあの娘が歓声をあげてそのとき俺は家にいた
ばかばっか
花火
夜間飛行
これだから最近の若者は最高なんだ
俺よ届け w/ まさやん(四星球)
僕らチェンジザワールド
CからはじまるABC
あの娘に俺がわかってたまるか
アイラブ言う
忘れらんねえよ
(encore)
この高鳴りを何と呼ぶ
※前回横浜で見た忘れのツレ伝のレポ↓
※6年前、LIQUIDROOMで行われたツレ伝のレポ↓