所謂、諺である歌は世につれ、という言葉は
歌は、世の成り行きにつれて変化し、
世の有様も、歌の流行に影響される。
と言った意味で使われる事が多いですが、正
にその通りで、世がその時代を生きて来た自
身に置き換える事が出来ます。
その時々に流行った流行歌、という定義より
も、その時々の自分が愛した歌が歴史である
と思ってもいいんじゃないかなと思います。
もちろん、歌がその時代を作って来たことは
疑いもない事実です。
この諺、歌は世につれを想う時は決まって、
ニュー・サディステック・ピンクを忘れる事
は出来ないのですが、今日は忘れて。
ネット上には音源が無いので紹介出来ないん
だけど、ヒデとロザンナのロンリーウーマン
という曲が名曲なのです。
１９７９年リリースされた、とてもお洒落な
ポップスです。
作詞 三浦徳子 作曲 出門 英
この頃は、ユーミンも呉田軽穂ではなく松任
谷由実名義で歌詞を何曲か提供しているので
すが、ヒデさんは歌も上手いけど作曲家とし
ての才能も素晴らしかったのです。
この「ロンリーウーマン」。
上京してすぐに借りた四畳半の下宿の向かい
の部屋に同じ様に入居してきた同学年の男の
子から「いい曲だよ」と薦められたのがきっ
かけでした。
なんかいい子だけどすごく変な子で、それで
も音楽とファッションには妙に詳しくて、関
東近県から来ていた記憶が微かに残っていま
す。テクノが好きで。
ホントに変な子だったんですよ。
でも、何がどう変だったかよく覚えていなか
ったり、公の場では時効と言えども書けなか
ったり。（笑
時々彼のことを思い出す時に流れる曲は、ラ
イディーンではなくロンリーウーマンなので
す。
インスタはじめました
ワンコがいっぱいです