愛のためいき | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

桃栗三年柿八年ということわざ。

 

石の上にも三年とも言いますが、要はなんで

もかんでも一廉のものとなる為には、時間が

必要だよという意味だろうか。

 

野村克也監督の名言集をツイッターでフォロ

ーしているのだけれど、先日とても好きな名

言がアップされていた。

 

何事もスキルを身につけるには、「基礎」「

基本」「応用」というステップを順に踏んで

いくことが必要だ。

 

「基礎」とは、

 仕事をするための土台となるもの。

「基本」は、

 仕事における判断や行動の指針。

 

 それらをもとに実地に移すことが

「応用」である。

 

我が愛する広島カープからの流れでホークス

が日本シリーズ12連勝で四連覇を飾った試

合を見たからか、ノムさんの言葉と先出のこ

とわざが繋がったのだろう。

 

野球の基礎とは重くて強くて速い球。

広島商業の柳田くんのように球を遠くに飛ば

す強靭な身体。

 

閑話休題。

 

桃栗三年柿八年に続くことばを問われると思

い出すのが大林宣彦監督の「時をかける少女

」。

 

 

原田知世と深町くんが唄うシーンで続きを覚

える機会を得て早37年。

 

マラドーナさんが神の手ゴールを決めたメキ

シコ大会よりも3年も前のこと。

 

同い年だったことを訃報を聞いて知って驚く

という朝を迎えたのだが、、(R.I.P.)

 

 

 【愛のためいき】

 

 ♪ 桃栗三年柿八年

 ♪ 柚子は九年で成り下がる

 ♪ 梨の馬鹿めが十八年

 

 ♪ 愛の実りは海の底

 ♪ 空のため息 星屑が

 ♪ ヒトデと出会って億万年

 

柿八年に続く詞は、さまざまな口伝で幾通り

もある様だけど、劇中で「成り下がる」と唄

っている部分は「成り盛る」とも言われてい

る。

 

まぁ、出典も定かでないことわざなので、土

地や時代やおばぁ次第で成長していくのは楽

しいもの。

 

長い間、どうして柚子に対してだけ成り下が

ると厳しく当たるのだろうと思っていたけれ

ど、こうしてツラツラと書いていて気がつい

たこと。

 

実が、九年の年月を経てようやくたわわに成

り、枝から黄色が下がっているよ、という意

味なのかも知れないと。

 

それにしても久しぶりに聴く愛のためいき。

 

二番がどうしても泣ける。

 

夜空の星が、眼下の海の底に佇むヒトデに恋

して、その恋が実るまでに億万年の彼方から

想いを伝えるという素敵すぎる歌詞。

 

(二番の)作詞をした平田穂生さんは、平田

オリザさんのお父様です。編曲はマンタ。

 

   

   ベル インスタはじめました ベル

   わんわん ワンコがいっぱいです わんわん