光と影の季節 | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

 

 

 

 

 

 

種苗法改正案(しゅびょうほう)。

 

女優さんがツイッターで種苗法改正案に危懼

を覚えた旨の書き込みをしたことでも話題に

なっている様ですが、詳しいことを知らなか

ったので最低限の情報を改めて読み返して見

ました。

 

僕の認識では、ざっくりと、農家さんが翌年

の為に自由に種を取れなくなったら困るし、

参入している大企業が権利を抑えていて一々

使用料的に徴収するシステムになるとよろし

くないな。

逆に、巷でも言われている様に、すでに日本

で流通している品種を掛け合わせてバッタも

んを外国で作られるのは防がないといけない

な。

 

と、そんな程度です。

 

明け方に放映されていた若き農家を追ったド

キュメンタリーを観る機会があって、その人

は古来種野菜を守り育てようと日夜奮闘して

いる若き農家さんでした。

 

その映像の中で、キュウリの古来種の種を取

るシーンが印象的だったので、種苗法の改正

案が出た際はそのことが気に掛かりました。

 

あと、少し今回の種苗法とは違うけれど、今

から二十数年前にケニアに観光で行った際に

二度ほど訪れたフラミンゴの飛来地で有名な

湖があったのですが、それから十年程後に、

取材で湖のある街を通り掛かった時に、湖が

なくなってしまっていると言う衝撃の光景を

目にしたのです。

 

オランダの園芸作物や花の産業の工場建設が

大規模に進んで湖が無くなったんだと、ドラ

イバーが話してくれました。

 

フラミンゴが居なくなったけど、仕事は増え

るしインフラの整備は進むし、でも、環境の

破壊は進むし、と何処にでもある悩ましい問

題がそこにはあったのですが、そんなことも

思い出したのです。

 

そんなことを見聞きしていると、野菜も花も

果実もそれを支える人たちも大切な文化です

よね。

 

縄文の昔から食べられていた種もあれば、気

の遠くなる様な努力で出来上がった種もあっ

て、そんな大切な宝を盗まれて模倣されてし

まうのはとても辛い事だと容易に想像できま

す。でもそれが模倣ではなく継承であれば許

容すべきだと。それが文化であれば。

 

今回の改正案で農水省が打ち出した要点。

 

・開発者が新品種を登録する際、輸出国や

 栽培地域を指定できる様になる。

・農家が次期作に備え種や苗をとる自家増

 殖の見直し。

 

恐らくは今回、一番意見の食い違いというか

危懼されているのが二つ目のポイントなので

しょうね。

 

従来は原則自由だった自家増殖は、改正案で

は、誰が自家増殖しているのかを把握できる

様、開発者の許諾が必要にするそうです。

 

品種育成者権は、三十年保護されているそう

です。マスカットやストロベリーの新品種な

どは、登録品種として権利保護される様です

 

品種も多肢に渡るので、大変な仕分けになり

そうな気もしますが、一概に農家さんや我々

の食卓を脅かす様な改悪には思えません。

 

が、外国のパクリのイマジネーションや法の

抜け道に潜む悲劇を考えると、それもとても

恐ろしいことになりそうです。

 

とにかく施行までを、責任を持って導き、現

場の農家さんの生活や権利を死守してくれる

国であってほしいと切に願うばかりです。

 

声を上げてくれた女優さんも、それを見た若

い人が今後注視することへシフトした事だけ

でも意義はあったのではないでしょうか。

 

コロナコロナで忘れてるかもしれないけど

東京都知事選ももうすぐなんだよ~~(笑

今回の選挙は都民の資質を問われるものと

思っております。

 

六月十八日 告示

七月五日  投開票

 

   

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