いちご白書をもう一度 | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

 

 

今日のような寒くて、時折霧雨にも包まれて

しまうような天気の日はギリシャの難解な映

画のことを思い出します。

 

テオ・アンゲロプロスという監督の作品です

が、ギリシャって青空ないんじゃないか?と

思うくらいに空が重くて暗くて寒そうで。

 

僕が高校生の頃に日本でも公開されて、キネ

マ旬報外国映画ベスト・ワンに輝いた映画が

「旅芸人の記録」です。

 

当時広島では劇場にはかからなかったんじゃ

ないかな。この頃の僕は広島で見ることの出

来る映画はほとんど観ていたのですが、この

映画は誌面ではその詳細を読む事は出来ても

本編は観られない環境でした。

 

なので、ようやく観たのは上京してからです

が、十代の頃のキネマ旬報という映画雑誌は

田舎の小僧にとってはいい意味でのステータ

ス的な存在で、ロードショーやスクリーンか

らいつ卒業してキネ旬に行くか、みたいな感

じでした。

 

僕はジャクリーン・ビセットが大好きで、ポ

ートレートも見たいのでロードショーも買い

続けていましたが。

 

どうして高校生がそんなに映画館に通えたの

かと思われるかもしれませんが、これが何と

もセコイ話で、「学食でご飯食べるから」と

親から食費を一日400円貰って、学食なん

か行かずにそれを貯めて映画鑑賞に廻してい

たのです。

 

今はどうだか知りませんが、昔の広島は封切

り映画でも二本立てだったので、週に新作を

4本は観る事が出来ました。

 

新作を観てしまえば、次回作までは二番館に

行き放題なのです。

 

この情熱がお勉強に向いていれば、今とは違

った人生を歩んでいたかもしれません。

 

 

受験で池袋のホテルにチェックインして、そ

のまま「ぴあ」を購入して映画を観に行く様

なふざけきった高校生でした。

 

高校でも大学でも、映画を撮る為にバイトし

てカメラやフィルムや現像費に追われる生活

で、そんな話を家人としていたら、

 

「今と変わらないじゃない」

 

とバッサリと袈裟懸けに斬られてしまいまし

た。

 

アンゲロプロス監督の映画の話だったのに脱

線しまくってしまった。それはまた明日にで

も。

 

高校生がお昼ご飯を抜いたら辛くないかって

?うちは共働きだったので、親の居ぬ間に自

転車で家に戻って、炊飯器のご飯をガッツリ

食べてから映画館へと向かっていたのです。

 

ご飯が減ってたら怪しまれるだろうなんて1

ミリも考えなかったのですから、やっぱりお

バカだったんでしょうね。

 

 

 

 

   

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