曇り空を好きになってみる | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

 

 

 

ポピーのトゲトゲが割れて花が出てくる直前

 

テオ・アンゲロプロスという監督の作品には

記憶の限りでは殆ど晴れた空が映りません。

 

とても湿度の高いフィルムです。

 

雪であったり雨であったり霧であったり。

まるでギリシァの憂鬱を雲に託したかの場面

作りで、効果音もその湿度の高さを際立たせ

る音作りがされています。

 

演出のベースには演劇的な手法も用いられて

いるので、そんな映像のリズムや色合いが合

わない人もいるかも知れません。

 

逆に一度アンゲロプロスの魔法にかかってし

まうと、知らず知らずのうちに虜になってい

るのです。

 

音楽を作曲しているエレニ・カラインドルー

の楽曲も映像の質感にこれ以上無いほど寄り

添っていて心地良いのです。

 

これまでのアンゲロプロスの映画を想い出し

つつ、空の色を思い浮かべて思ったのですが

、寒々とした曇り空って気が滅入りそうだけ

ど、案外心地良くて、心静かに色んなことを

考えたり出来る天候の様な気がしてきました

 

 

この投稿が名場面と美麗な音楽が体験できて

オススメです。

 

黒澤映画や小津先生の映画と同様、そうそう

順番なんてつけられませんが、押し付けてで

も観て欲しいのは、

 

「霧の中の風景」

 

「エレニの旅」

ピンク音符 音楽も最高です

 

「旅芸人の記録」

 

どれか一本でも観てみれば、きっと病みつき

になってしまうと思います。

 

   

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