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有沢 峰子のブログ

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"生活上のさまざまな問題で困っていても、既存の福祉の枠組みでは支援を受けられない“制度のはざま”で苦しむ人たちがいる。そうした方々に親身に寄り添い、ボランティアらと一緒に問題解決に取り組むのが、「コミュニティソーシャルワーカー(CSW)」だ。いわば地域福祉の相談・調整役。生活困窮者への支援が社会全体で大きな課題となる中、積極的な活動で注目されている大阪府豊中市のゴミ屋敷片付け 取り組みを紹介する。「調子はどないですか? 困ったことあったら電話してくださいね。家に来させてもらうから安心して」。お昼時、お弁当を携えて、一人暮らしの女性高齢者の元を訪ねたCSWの勝部麗子さん(市社会福祉協議会事務局次長兼地域福祉課長)。原田校区福祉委員会の戸谷文代副会長や民生委員の小西定子さんとともに、高齢者の見守りに回っていた「校区福祉委員会」とは、おおむね小学校区単位に結成された住民のボランティア組織のこと。一人暮らしのお年寄りを見守る他にも、お食事会やミニデイサービスなどを地域拠点で行っている。福祉委員らは、支援が必要な人を見つけるとCSWに連絡する。戸谷副会長は「『こんな人いてんねんけど、どないしよう』となったら、勝部さんに相談。CSWは行政関係者や福祉委員らと何度も家庭訪問して入居者の心を開き、問題の一つ一つを整理しながら、家の片付けだけでなく地域社会への参加を促す。
ゴミ屋敷片付け
即、動いてくれます」と奮闘ぶりを語る。またCSWは、市社協などが小学校区ごとに設置した「福祉なんでも相談窓口」を通じて、行政関係者や地域住民から相談を受けている。う対応していいか分からない問題ほど、CSWの存在は頼りになる。その代表的な事例が、市内で増えた“ごみ屋敷”問題だ。この問題には居住者の高齢化や精神的な障がい、社会的孤立など複数の要因が絡む。居住者本人が支援を拒否する場合も少なくない。“ごみ屋敷”の問題以外にも、「若年性認知症の親の徘徊」「リストラによる生活のゴミ屋敷片付け 破綻と孤立」「親亡き後の精神障がい者世帯の生活」「発達障がいを抱えながらの就労」「東日本大震災で豊中市に転入してきた被災者の生きがいづくり」など、相談内容は多岐にわたる。2011年度に同窓口やCSWに寄せられた相談件数は1200件を超えた。勝部さんは「精神的な障がいなどのために、支援の必要性を当事者自身が認識できていない場合がよく見受けられます。リストラなど当事者が声を上げにくい問題も深刻です。そうした“表に出にくいSOS”をキャッチするには、当事者と顔なじみの人がいる地域の協力が不可欠なのです」と強調する。"