お母さんのための、「素敵女子」育て研究所


 好きな美術館の上位に入る、丸の内の出光美術館 で、「大雅・蕪村・玉堂と仙厓 笑いのこころ」を見てきました。


達観した笑い―玉堂の極み

知的な笑い―蕪村の余韻

笑わせてちくり―仙厓さんの茶目っ気


三様の笑いの展示の中で、涙をこらえる私。

変でしょう・・・。

父の一周忌を迎えたばかりだったのです。


銀座や丸の内が好きで、美術展が好きで、自分でも絵を描いていた父と一緒に、この展示を見たかったと思ったのです。


さて、この美術館の素敵なところは、皇居のお堀に面した、景色のよい休憩スペースがあること。セルフサービスのお茶の機械があるので、好きなお茶を自由にいただきながら、写真のような景色を眺めることができます。


私は静かに鑑賞したいので、早い時間に訪れます。まだまだ空いている静かな休憩スペースで、この景色を見ていると、何かパワースポットのように、エネルギーが心に満ちてくるのを感じます。



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 留学生が来たり、気がかりな?仕事があったりで、なんとも慌しかった10月を乗り切り、晴れ晴れした気分の毎日。


モーツァルトの「ドンジョバンニ」に続いて、娘が見たがっていた「ブラックスワン」を目黒シネマ で見てきました。

目黒駅からすぐのところ、地下一階にある目黒シネマは、シネコンと違い風情のある、素晴らしい映画館なのです。


二本立てで1500円という安さ。この日は夫の都合で最終の一本しか見られませんでした。

その場合、900円!

そして割引券もいただけますので、二回目からは二本で1300円!


「ブラックスワン」はみんなに聞いていたとおり、美しくコワーイ映画でした。


映画に関する本の貸出があったりと、アットホームな雰囲気で、珠玉の2作品が見られます。

座りやすい椅子が◎です。

上映期間が1週間と短いので毎週見に行きたいですね。

「ダンシングチャップリン」と「サンローラン」は、見逃してしまいました。


志のある、素晴らしい映画館、皆さんもぜひお出かけくださいね。






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 白金庭園美術館 旧朝香宮邸で開かれた、松本蘭 さんのサロンコンサートに行ってきました。優雅に時を刻んできたアールデコのこちらのお屋敷では、チェリストのご主人の企画によるクラシックのコンサートが定期的に行われています。


蘭さんは、三歳でヴァイオリンを始め、桐朋学園大学音楽学部を卒業。在学中からプロとして活動し、2006年から三年間は「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」のメンバーとして活動。演奏活動の一方で、2009年度ミス日本グランプリコンテストで、ミス日本「ミス着物」を受賞。2010年、2011年度の日経CNBCのイメージキャラクターを務めるなど、まさに才色兼備!


今回のサロンコンサートでは、クラシックのおなじみの名曲に加え、アストル・ピアソラを熱演。蘭さんが「自分そのものと言ってもいい曲」という「リベルタンゴ」などは、熱演というより熱唱!と感じるほど、蘭さんらしさが伝わってきました。


ヴァイオリンのテクニックに加え、私は蘭さんのトークが好きです。蘭さんのトークの魅力は、自分自身の言葉で話すということ。蘭さんの素直な人柄とおおらかな性格が、飾ることない言葉から溢れてきます。トークから曲紹介への流れが急に早くなって、早口での曲紹介になるのですが、ここに、エレガントなだけではないスポーティーな蘭さんの魅力も現れます。


私は、インタビュアーという仕事柄もあり、「人前で話すこと」が常に課題。コンサートに招待してくれた友人によると、一年ほど前の蘭さんは、トークが苦手の様子だったそうです。やはり話す機会の多いピアニストである友人は、「大勢の人の前での滑らかなトークができなるようになるには、やっぱり慣れることかしらね」とのこと。エピソードなども挟みつつ曲紹介をし、司会進行していく技量も演奏家には問われます。なんて大変なお仕事なんでしょう。


蘭さんは大学一年の時から、バンドネオン奏者の小松亮太さんのバンドで活動していました。その経緯を今回トークされたのですが、娘にも話してあげたいと思う、よいお話でしたので書いてみますね。


クラシック一辺倒だった蘭さんですが、友人に勧められて初めて聴いた小松さんのバンドネオンによりピアソラに目覚め、アルゼンチンタンゴに関するさまざまな資料を集め夢中で勉強したそう。

「小松さんと一緒に弾かせてもらいたいと思う気持ちが高まって、そして葉書を書いたんです。気持ちを切々と書いて・・・。ところがその葉書というのは実は年賀状なんです。そこに米粒ほどの小さな字で書き添えたという状況なので、当然のことながら待てど暮らせど返事はこない・・・」。(この天然ボケっぽいエピソードは皆の笑いを誘っていました。good!)

忘れた頃に、小松さんご本人から電話があり、「バンドで弾いてみないかと、なんとお仕事をくださったんです!」「バンド時代、小松さんにはたくさん怒られましたが、本当に勉強になりました」


このエピソードから学ぶのは、

興味を持ったことに、のめり込む。
十分な下準備のうえで、臆することなく目標にアタック。
そして手に入れた場で、一生懸命勉強し自分のモノにする。

こうした行動力が、未来を開いていくということ。


バンドネオンとの出会いが、クラシックのヴァイオリン奏者である、現在の蘭さんをスペシャルなものにしていると思いました。ラストのチゴイネルワイゼンは、蘭さんの走ってきた道がすべて表現された蘭さんならではの演奏でした。ブラヴォー!


このコンサートには、園内のcafe茶洒kanetanakaでの素敵なお茶会がついています。お庭が見えるカフェでいただくお茶とデザート、白金のショコラティエ・エリカ 製(エリカと言えばマシュマロ入りのマ・ボンヌと葉っぱの形のミントチョコですね!)のチョコレートには、朝香宮の紋章が入っています。(東京都庭園美術館の改修工事による全面休館により、現在閉店)

ドレスからパンツスタイルに着替えた蘭さんもピアニストの方と一緒にお茶にいらしていました。


蘭さんのコンサートに、高2の娘を連れて行きましょう。素敵女子のお手本として、吸収することが多いでしょう。