友人の写真展が、平塚のメゾン・ド・アッシュエム という、フランスの田舎のおうちをイメージしたレストランで開かれました。お店の壁一面に、彼女の世界が広がっていました。ニューヨークが大好きで、ニューヨークに自分のプロムナードを見つけたいという彼女の眼がとらえたのは、ニューヨークの生活者たち。
いかにも海の近くという感じの平塚の海側の街は明るくて、広い道がずーっと続き、素敵なお店が点在しています。夕方はテラスのあるレストランで食事をしたり、センスの良いカフェにふらりと立ち寄ったり、お洒落な輸入雑貨を買ったり、香りの専門店に入ったり、知り合いのギャラリーで展覧会を見たり・・・。友人はこの街で、そんな風に暮らしているのでしょう。「自分のプロムナード」という考えは、こんな街に住む彼女らしいと思うのです。心地よさを感じる街、落ち着くお店はあっても、私は「自分のプロムナード」を持っていませんでした。というか考えたこともなかった、ということに気がつきました。その人らしさが現れるのは、好きな街でも好きなお店でもなく、「私のプロムナード」なのではないかしら。![]()





