先日のCT検査の結果、原発性の肺腫瘍の可能性があると検査結果に書かれていたので、同じ病院の呼吸器外科の先生の見解を聞きに行ってきました。




その前に呼吸器科の肺がんや腫瘍を専門にしている先生にお話を聞いた時は、『まだ1㎝くらいの大きさで何とも言えないけれど、1年で数㎜大きくなっていて、急に大きくなっている訳ではないから、大きな心配はないと思うけれど、腫瘍のある場所が手術して管を入れて細胞診をしなくてはいけない場所なので、外科の先生の見解を聞きましょう』と予約を取って下さって実現した診察。




呼吸器外科の先生はかなりのベテラン先生。

要点をわかりやすく、具体的に紙に書いて説明をして下さいました。



『良性か悪性か心配して過ごすの嫌でしょ?私だったら手術をします』と単刀直入なご意見。


一昨年、追加でリンパ節郭清手術や抗がん剤治療をしようか悩んでいた時に、セカンドオピニオンやサードオピニオンに行ったのですが、その時は私のケースのあらゆる方法を教えてもらった後に、最終的に決めるのはご自身で。。という先生のスタンスでした。




先生のスタンスは当然の事なのですが、こういう時はかえって迷ってしまうのです。
だってリンパ節郭清手術や抗がん剤治療をしない人もいると先生から聞いてしまうと、治療しなくていいのかなと思ってしまうから。


でも私の婦人科の主治医の先生と、今回の呼吸器外科の先生は、自分だったらこうします!ときちんと意見を下さいました。
こういう意見をもらえると、あまり迷わなくて良いから本当に有難いです。


そういう点で呼吸器外科の先生の話は、どれも納得がいき、本当にわかりやすかった。。
私にはピッタリの先生でした。





これは先生が説明しながら書いて下さったもの。


まず1番目の方法は手術で腫瘍を取る。
そして術中診断して悪性だったら、まわりのリンパも含めて、もう少し大きく切る。


2番目は、CTで見ながら穴を開けて針のくだを入れていき、細胞を採る生検。
ただし、1㎝くらいの腫瘍だから、上手く取れるか微妙な事と、取れても正確に判定できるのは9割の確率。


そして3番目は定期的にCT検査をして経過観察。




呼吸器外科の先生の1番のお勧めは、手術して生検をして悪性だったら、また手術をしなくてはいけないから、最初から手術をして取った方が良いという事。
悩む暇もないくらい納得できる説明でした。


そしてそこからが早い。
すぐにPET-CT検査をして、脳のMRI検査をしましょうと、その場でどちらも予約の電話をして下さいました。




私が卵巣癌の治療をしている病院はPET-CTの機械はないので、これまで検査した事が一度もなく、今回は違う病院に行って明日初めてのPET-CT検査を受ける事になりました。


卵巣癌で緊急入院した時も、この肺の腫瘍はあったのだから、当時この先生がいたらもっと早く良性か悪性か判断できたのになとふと思ったりして。。


やっぱり今回の呼吸器外科の先生との出会いは大きいです。




そして脳のMRI検査は来週の月曜日。
その検査が終わったら、すぐその日に診察でPET-CT検査の結果とMRI検査の結果を教えてもらって、最終どうするか決断する事になりました。


先生は手術は早い方が良いと言っていたけれど、2月は卵巣癌闘病後に復職して、私が夢を見ていた大きな仕事の集大成の日が2回あるのです。


1日で何億円というお金が動くスペシャルな日。
どうしても他の人に任せるのではなく、やっぱり自分でやり切りたい。


卵巣癌の闘病中、私が企画して手がけた仕事の集大成の日に休職していて立ち会えず、一昨年は本当に悲しく悔しい思いをしたので、今回は自分でやり切りたくて、もし手術する事になったら3月にしようかと考えてます。




でも。。
肺の一部を切除する手術。
呼吸が苦しくなったりする可能性もあるし、やっぱり嫌だし、正直とてもこわいです。


しかも一昨年手術をする直前に肺に小さな穴が空いてしまい、手術後は呼吸ができなくなり、開腹手術をしたのに術後は座った状態でないと呼吸ができず、本当に苦しい思いをした事が蘇ってくるので尚更です。


肺の一部切除の手術をした方は、皆さん術後どんな症状に悩まされるんだろう?


肺に小さな穴が空いていただけで、術後に呼吸ができないというこわい思いをしたので、もうそんな思いは二度としたくないというのが本音です。




すぐに30年来の友人にも相談し、もちろん主人や母にも相談。
でも母にはあまり心配かけたくないから、やっぱり毎日30年来の友人とやりとりしています。
友の存在は本当に心強いです。


やりたい仕事がいっぱいあるから、休む日をどうするか調整が必要で悩むけれど、不安なく楽しい人生を送る為に、最善の決断ができるように考えたいと思います。




願わくば、PET-CT検査の結果とか今週わかる腫瘍マーカー結果等の問題がなかったら、手術したくないなーと思ったり。


でもでも後であの時手術をしておけば良かったと思うのも嫌だなーと考えたり。


結論を出すまでに考える時間があるというあれこれ考えちゃいますね。。


ただ呼吸器科の先生も、呼吸器外科の先生も、腫瘍の顔つきがあまり良くないとも言ってたので。
うーん!
悩むところです。


でも人生何とかなる。
と言うより、何とかする!


後で後悔する事がないように、できることを頑張ろうと思います。
いよいよ明日は人生初めてのPET-CT検査です。


写真は我が家の猫ちゃん。
モフモフに毎日癒されてます。


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