男木島灯台は
日本に2基しかない
無塗装 石造りの灯台のひとつです。
複合低塔(4階建て)という形と
建材がマッチしていて、
素朴でこじんまりとした
とても可愛い灯台です。
灯台に使用されている石材は、
香川県産 庵治石(あじいし)。
庵治石は、五剣山 山麗で産出される石です。
庵治石って、研磨しないで使うと
こんな蜂蜜色をした
素朴な風合いになるんですね。
石って本当に面白いです。
大好きな映画
『喜びも悲しみも幾歳月』で
悲しい場面の舞台となった
灯台でもあります…。
国内の もうひとつの無塗装石造り灯台は
山口県の角島にある角島灯台です。
去年6月 雨天の角島灯台。
高さ30m、総御影石造りの灯台です。
訪問時は、強風も吹いていて 寒い日でした…。
男木島灯台の一般公開当日に開催されていた
水仙ウォークは、主に高松市内から
300人程の人が島に集い、島歩きをします。
これを見越して、
一番早い船で島に来たのは正解で、
わたしが灯台にたどり着いた時、
まだ灯台付近は人がまばらだったのに、
灯台に登った時、
下から海上保安部の方に
『早く降りてきてきてください~!』
と言われて、
内心『もっと よく見たいのに…』
と思いながらも 灯台から降りると、
灯台入り口に ずらりと人が並んでいて
その人の多さにびっくりしつつ、
海保の方の鬼気迫る対応に納得しました。
灯台に一度に登れる人数は3人程なため、
急かされつつ登り降りして
呆気なく終わってしまいます。
もしこれが 並んで、待って、登っていたなら、
がっかりして
ため息が出ていたかもしれません。
正面から撮ったら失礼にあたるかと思って、
塀の向こうから撮ってみたり…。
灯台見物後には、
タオルも貰いました。
去年の灯台の日に行った
鍋島灯台の一般公開を見に行った時に
もらったタオルに次いで2枚目です。
高松海上保安部が管轄する灯台が
プリントされているんです。
最高! 使う度に ルンルン気分になります。
男木島灯台でもらったピンクのタオル。
去年、
鍋島灯台でもらったグリーンのタオル。