さいはてにて。 | Essays in Idleness

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わたしには、
大好きな灯台に関する
幾つかの夢がありまして、
そのうちのひとつが、
雪がぼんぼんに降っている日に
能登半島へ行って、
禄剛崎灯台を訪問する
というものです。

灯台のことを好きになったことで
偏りなく西も東も、北も南も
愛せるようになったけれど、
生来は北が好きなこどもで、
世界の国ならアラスカや北欧や
ロシアなどに惹かれ、
日本なら北方向の日本海側や、
北海道に惹かれていました。

生まれたところや
住んでいるところは
全く 違う太平洋側だったりして、
日本海にも、雪にも縁がありません。
だから
惹かれるのもあったのかもしれません。

能登半島が舞台 とのことで、
最近、DVDを借りて観た映画がありまして、
その
『さいはてにて  やさしい香りと待ちながら』
(去年の2月末公開の映画)
という映画のことが
好きになりました。

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物語の世界の話で、
現実には海の側で暮らすのは
嵐もあるだろうし 大変だろうな
と思うけれど、
晴れている時はあんなに綺麗で、
海の近く、岬の近く、
灯台の近くに住むなんて
憧れます。

この映画を見て、
宮沢賢治の『よだかの星』の朗読を聴いて
こころふるえて泣いた こどもの頃のことも
思い出しました。

そういえば、
よだかという鳥の写真を
見たことがなかった、と思って、
ネットで調べてみたら
醜いと描写されていた鳥が
思いのほか、というか
とてもかわいくて、
『なーんだ』と思いました。

この映画を見て、
禄剛崎に行く時、
併せて立ち寄りたいところができて
とても嬉しい。

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あぁ、こどもがいたならば、
岬ちゃんと 名をつけたいくらい。
もしくは、光ちゃんか?
変な想像がふくらむ…。