おそろいの衣装を身にまとい、クリスマスツリーや部屋の飾りに囲まれて過ごす温かな時間をしばらく楽しんだあと、セツナが笑顔で口を開いた。
「じゃあ、そろそろディナーの準備をはじめよっか」
「はい」
セイも静かに頷く。
「今日はごちそうなんだよね」
「ええ。昨日のうちに下ごしらえは済ませていますので、あとは仕上げるだけです」
「さすがセイ!」
「ルカもおてつだいするー!」
「ふふっ。ルカは側で応援しててね。それで完成したら、一緒にクリスマスパーティーしようね」
「うん!」
ルカは嬉しそうにぴょん、と跳ねた。
(第286話に続く)