その後も2人はゲームをしたり、ルカとじゃれたりして、ゆったりとした時間を過ごす。
(こういうのも悪くないな……)
セイは2人をまぶしいものを見るように静かに見つめる。
すると、セツナがふと思い出したように言った。
「ところで、明日は何して過ごそうか」
その言葉に、セイは明日も朝から一緒に過ごせることを思い出し、胸が少しだけ高鳴る。
「そうですね……マーケットはどうですか?まだクリスマス前ですし、人もあまり多くないかもしれません」
「いいね、楽しそう。それじゃあ明日はマーケットに行ってみよう」
2人は明日の計画を決めたあと、静かに休むことにした。
「セイ、おやすみ、また明日。ルカもおやすみ」
「はい、おやすみなさい、セツナさん」
自室に戻り、ベッドに体を横たえて目を閉じる。
今日1日の出来事が頭に浮かび、心は満たされている。
(なんか……幸せだったな)
そう思いながら、セイはそっと灯りを落とした。
(第153話に続く)