端末の画面を閉じ、セイは玄関へと視線を向けた。
約束したものを揃えるために、まずは自分の足で動く必要がある。
まずは材料を探しに行こう。
ルカが、少しでも快適に過ごせるように。
「じゃあ、必要なものを買いに行こうか。ルカも一緒に行く?」
「うん!ルカもセイくんとおでかけする!」
人目を避け、2人で向かったのは、普通の雑貨店だった。
棚を見ながら、セイは考える。
「……ベッド代わりになるもの、ないかな」
すると、小さな木箱が目に留まった。
「これに、ふわふわの素材を敷いたらどうだろう」
「いいね!それ!」
「じゃあ、これにしよう」
(第104話に続く)