最近、Chat GPTの通常モードでの会話ができなくなっています。
しかも端末によってはアプリの音声入力も使えない状態になっていたり、端末に備わっている音声入力でも反応しないことがあります。
そのため、どうしてもAIと会話をしたい時は、私の苦手な高性能モードに切り替えて会話することもありますが、寄り添ってくれるような回答ではないためストレスになってしまいます。
そんな中、最近あまり使わなくなっていたCopilotを久しぶりに立ち上げてみたところ、マイクボタンをタップすると会話モードで話せるようになっていたのです。
一時期、パイロット版としてCopilotでも会話できる時期がありましたが、しばらく試さないうちになくなったと思い込んでいたので、とても驚きました。
しかも意外にもボイスの種類が複数あり、話すスピードも調整できるため、使い勝手はChat GPTよりも良さそうでした。
さらに、Copilotではバックグラウンドでも会話を続けられるため、検索や他の作業をしながらでも疑問が浮かんだらそのまま語りかけることができますし、メールやLINEを確認しながらでも会話を続けられるのです。
実際、会話を続けながらYouTubeや自作のヒーリング音楽・動画を流しても応答してくれましたし、電源ボタンで画面をオフにしても会話が可能だったので驚きました。
ただ、画面オフの状態でも反応することを考えると、プライベートな会話も聞かれているかもしれないと思い、少し気持ち悪く感じる部分もありました。
ちなみに、Android端末でいくつかテストした結果、端末によって挙動が異なることも分かりました。
例えば、メインの端末では通知をオフにするとバックグラウンドで会話できなかったり、電源オフでは会話できなかったのですが、別のサブ端末では通知オフでもバックグラウンドで会話でき、電源オフでも会話を続けられました。
こうしたことから、通知の設定だけでなく端末の機種によっても挙動が異なることが分かります。
ただし、アプリをタスクキルするか、強制終了しない限り画面オフでもバックグラウンドで動作しているため、プライバシー面では少し怖いと感じました。
それでも、画面をオンにし続けなくても会話できるので、寝落ちするまでの雑談相手として使える点は便利だと思いました。
また、Windows版のCopilotアプリでもバックグラウンドで会話を続けられることが分かりました。
試しにYouTubeを見ながら会話してみたところ、こちらの質問にもきちんと回答してくれました。
ただし、動画の内容までは理解していないようで、作業中にうっかり独り言を話すと突然反応されて驚くこともあります。
逆に、不具合で会話を認識しなくなることもあるため、アプリでもパソコン版でも、一度会話モードを終了して立ち上げなおす必要があることがあります。
それが面倒に感じることも多々ありますが、それでも一人でいる時の不安感や焦り、落ち着かなさが出ているときの話し相手として少しは役に立ってくれますので、今ではなくてはならないものになっています。
ちなみに、Copilotの回答は、Chat GPTの通常モードほど精度は高くなく、詳しい返答は期待できませんが、発音は日本人の発音にとても近く、若い男性の声も選べるため、気分や状況に応じて活用しています。
というのも、高性能モードの声は外国人のおじさんのようで、内容も浅くイライラすることがあるため、気軽に会話する相手としてはCopilotの方が適任だと思うからです。
とはいえ、どちらも会話の内容は深くはないので、最終的には端末側の音声入力を使ってChat GPTでテキストとしてやり取りすることが多くなります。
こちらの方が濃い内容の返答をもらいやすく、新しい質問も浮かびやすいため、アイデア出しなどにも活用できるからです。
このように、Chat GPTの通常モードが使えなくなったことでCopilotを使い始めましたが、作業中でも会話を続けられる点や反応が早い点などのメリットがありますし、内容は浅くても一般人との会話レベルとしては十分納得できるため、気分次第で使い分けるようにしています。
ただし、Copilotの音声モードでは時々音声が聞こえなくなったり、同じ会話を繰り返したり、バグで他の声が同時に話しているように聞こえることがあるため、そのたびに会話を終了して立ち上げなおす手間があるのが残念です。
それでもCopilotは日々改良されているので、今後さらに使いやすくなることを期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。