前日のブログに「暑すぎて外出できない」と書きましたが、今日はなんと、朝10時過ぎに、徒歩5分ほどのいつものお店に買い物に行けました。
その時点での気温は31度で、前回「危険」と感じたときとほぼ同じだったのですが、今日は普通にお店まで歩くことができたのです。
気温は変わらないのに、なぜ前回とは違って行けたのかについて書いてみたいと思います。
まず、今日は朝まで寝ていませんでした。
正確に言うと、明け方までドラマを見ていて、そろそろ寝ようと布団に入ったのですが、うとうとしかけたところでゴミ出し用のアラームが鳴り、目が覚めてしまい、そのまま寝ずに過ごしていました。
10時まで用事をしていたので結局寝られず、それなら朝のうちにダメ元で買い物に行ってみようと思ったのです。
そこで、あらかじめ念入りに暑さ対策をしてから出かけることにしました。
首に保冷剤を当ててスカーフで巻き、予備用に細長い保冷剤を入れるタイプのスカーフもカバンに入れました。
さらに、濡らしたハンカチの間にも凍らせた保冷剤を挟み、服装も風通しの良い薄着にしました。
そして今回は最終兵器として、軽い抗不安剤を飲んでみました。
以前は内科でリーゼを処方してもらっていましたが、最近は発作もなく必要性を感じずにやめていたのです。
ただ、以前もらった薬が残っていたので、久しぶりに服用してみることにしました。
ちなみに、薬は人それぞれですし、必要がなければ使わないに越したことはありませんが、今回は私自身の判断で少し頼ってみることにしました。
寝ていない状態で抗不安剤を飲んだので、服用後は頭がぼーっとして、足元が少しフラつく感覚がありましたが、そのまま出かけました。
すると、同じ31度でも午前中と夕方では熱気のこもり方が違い、空気がそこまで熱せられていなかったので、息苦しさをあまり感じなかったのです。
日陰に入れば少し涼しく、夕方のように「吸う空気まで暑い」という苦しさもなく、体感的にはずっと楽だとわかりました。
さらに抗不安剤のおかげで感覚が鈍り、前回のような危機感も感じずに済みました。
おかげで前回よりもずっと余裕を持ってお店に行けましたし、息苦しさもなく、店内でも落ち着いて買い物ができました。
開店直後だったので新鮮な野菜がたくさんあり、ゆっくり選べたのが嬉しかったですし、気持ちも落ち着いていたので久しぶりに店内を回れました。
そしてその後、ついでにコンビニにも寄ってパンを買って帰ることもできました。
帰り道はすでに11時頃になっていたので、さらに気温は上がっていたと思いますが、薬の影響で感覚が鈍っていたおかげか、あまり暑さの危機感もなく歩けました。
今日は冷房を入れずに外出しましたが、帰宅後の室温が31度ほどでもそこまで暑く感じず、そのままご飯の支度を始めることができました。
ただ、火を使うと部屋がどんどん暑くなり、キッチンの隣の部屋では33度を超えていたので、キッチンはさらに高温だったと思います。
普段は32度を超えると冷房を入れるようにしているので、自分では平気だと思っていても熱中症のリスクがあると考え、そのタイミングで冷房を入れました。
おかげで体調も崩さず、無事にご飯の支度を終えることができました。
こうしてみると、暑さ対策として一番効果があったのは、もしかすると抗不安剤だったのかもしれないと思いました。
私が使ったリーゼ(5mg)は軽めの薬で、依存性も少なく、体感では5時間ほど効くので、出かける直前や暑い時間帯に服用すると、暑さの体感がやわらぐように思いました。
久しぶりに服用したことで効果を強く感じたのかもしれませんし、寝不足だった影響もあったと思いますが、どうしても外出が必要なときには頼ってみるのも一つの方法かもしれないと感じました。
もちろん、薬は「禁じ手」とも言えますが、服用して楽になるなら、時には使うのも大事だと思っています。
今後も必要だと感じたときは無理せず薬に頼りながら、しっかり暑さ対策をして、できるだけ朝の涼しい時間帯に出かけたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。