昨日のブログでは、先輩に「脱洗脳」をしてもらったことを書きましたが、今日はその効果が本当にあるのか確かめてみたくなり、駅北口のお店に行ってみることにしました。
出かける直前に少し体調の不安が出てきたのですが、「行くだけ行ってみよう」と思い、思い切って外に出ました。
ただ、今日はなるべくリスクを避けたかったので、駅構内は通らず、少し遠回りなのですが、線路沿いの道を歩いて行くことにしました。
しかし、日頃の運動不足が影響したのか、少し歩いただけで体が急に熱くなり、その熱さに不安が強まってしまいました。
それでも「今日は無理をしない」「買えたという成功体験を残すことが目的」と自分に言い聞かせ、とりあえずお店の入り口までは行ってみました。
ところが、店内は思っていたよりも人が多く、私の中にできていた「穏やかで落ち着いたイメージ」とは違っていて、少しひるんでしまいました。
そのため、結局このときは店内には入らず、一度戻ることにしました。
でも、「熱さがなければ、もう少し余裕があったかもしれない」とも思えたので、「これは失敗ではない、また来ればいい」と気持ちを切り替えて、帰り道に別のお店でお水を買ってから家に戻りました。
しばらく休んで、「暑さ対策をしっかりすればいけるかもしれない」と思い直し、今度は髪をひとつに結び、濡らしたハンカチを持って再び出かけることにしました。
ただそろそろお店が混み始める時間帯だったため、リスクは避けて、先にもうひとつ気になっていたお店があったので、そちらから行ってみることにしました。
このお店は少し前に近所にできた食品ロス削減のためのショップなのですが、野菜なども売っていると知り、一度行ってみたいと思っていたのです。
そして小雨が降る中、初めてそのお店に行ってみたのですが、そこではわりと落ち着いて商品を見る余裕もありましたし、小さなお店で外の様子も見える構造だったためか、プレッシャーを感じることなく、レジでも全く問題なく買い物ができました。
その体験から、「もしかしたら、駅北口のお店でも大丈夫かもしれない」と思えたので、一度家に戻って荷物を置いてから、もう一度チャレンジしてみることにしました。
今度はさらに雨が降っていて、髪を結んでいたおかげで涼しく、無事にお店までたどり着けました。
そして、夕方の時間帯だったにもかかわらず、店内も先ほどより人が少なく、レジも混んでいなかったので、「今日は納豆を2つだけ買おう」と決めて、納豆を手に取り、そのまますぐに空きそうなレジの列に並んでみました。
「これなら、もし無理でもすぐに商品を戻せる」と思っていたのですが、いざ自分の番が来ると、「あれ? 全然大丈夫かも!」と感じ、実際、何の問題もなくお会計を終えることができました。
パニック対策としてヒーリング音楽は流していましたが、体に何の反応も出ることなく、普通にお会計ができたのです。
これには自分でも驚いてしまいました。
体調がそこそこ良かったことや、商品が納豆だけでプレッシャーが少なかったからもしれませんが、おかげで「次はもっと商品をカゴに入れても大丈夫かもしれない」という自信が湧いてきました。
もちろん、まだ人が多い時間帯は避けたい気持ちもありますし、お店の中をゆっくり回る余裕もありません。
でも、少しずつハードルを上げていけば、もしかしたら大丈夫かもしれないという希望も出てきました。
たった2つの納豆を買っただけの話ですが、私にとってはとても大きな「できた」の体験でした。
そして、脱洗脳の効果をあらためて実感する出来事にもなりました。
明日は買い物に行く時間はなさそうですが、また近々駅北口のお店に行って、小さな成功体験を積み重ねていき、「レジ=危険」の思い込みを、少しずつ「大丈夫なもの」へと書き換えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。