農薬使用量が多い野菜・果物ランキングとその対策方法 | 世羅の気功と日常ブログ

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今日は、YouTubeでおすすめに上がってきた、「農薬使用量の多い野菜や果物のランキング」と、「農薬を効果的に落とすための方法」に関する動画を見ました。

 

今日はその動画の内容について書いてみたいと思います。

 

 

【農薬使用量が多い野菜と果物ランキング】

 

動画では、アメリカの環境保護団体 EWG(Environmental Working Group)が発表した残留農薬ランキングを元に、農薬が多く残留している野菜や果物のワースト10が紹介されていました。

 

見てみると、普段私たちがよく食べているものにも農薬が多く残っていることが分かり、ちょっとしたショックを受けました。

 

 

ワースト1位:イチゴ


イチゴは数十種類もの農薬が検出され、その中にはヨーロッパで使用が禁止されている農薬も含まれているそうです。

 

特にビフェントリンという農薬には発がん性や神経毒性があるそうなので怖くなりました。

 

 

ワースト2位:ホウレンソウ


ホウレンソウには、ペルメトリンという殺虫剤が多く含まれており、日本で使用が禁止されているDDTも残留していることがあるそうです。

 

 

ワースト3位:ケール


ケールはダクタルという農薬が検出されており、ホルモンバランスの乱れや目の刺激性が指摘されています。

 

ケールも最近では人気のある健康食材ですが、こんなに多くの農薬が使われているとは驚きです。

 

 

その他にも、ネクタリンやリンゴ、ブドウ、桃、サクランボ、梨、トマトなども農薬が多い野菜や果物として挙げられていました。

 

私たちが普段食べているものにも、実はこんなに農薬が使われているんだなと、改めて実感しました。

 

 

【農薬を落とすための効果的な洗い方】


この動画では、農薬を落とすための方法も紹介されていました。

 

 

1. 塩水でつけ置き


2%の塩水に5分程度つけることで、浸透圧により農薬が野菜から引き出されるとのことです。

 

ただし、これは皮のある野菜にのみ有効な方法で、ナスやトマトなどの皮ごと食べる野菜には効果がありそうだと思いました。

 

 

2.重曹水で洗う


1Lに対して重曹10gを溶かしたぬるま湯に15分間つけ置き、その後ブラシで洗い流す方法です。


この方法で農薬を最大96%落とすことができると言われていました。

 

 

3.皮を剥く


ほとんどの農薬は作物の表面に残っているため、皮を剥けばかなり除去できるそうです。


ただ、皮には栄養が豊富に含まれているので、栄養のことを考えると、すべての野菜の皮をむくのも考えどころだなと思いました。

 

 

4.有機JASマークのあるものを買う


有機JASマークのついている野菜や果物は、完全に農薬を使っていないわけではありませんが、農薬の使用が制限されているので、少しは安全な食材を選べます。



動画ではこれらの方法が紹介されていましたが、コメント欄にもさらに役立つ情報が多く書かれていました。

 

 

一般的な噴霧式の農薬は重曹水で落とせるが、最近は浸透移行性農薬が主流になりつつあり、これらは洗っても内部に浸透した農薬は除去できないこと。

 

 

ぬるま湯(50℃程度)で野菜を洗うと、農薬が剥がれやすくなること。


実際にミニトマトを50度洗いしたところ、お湯が黄色くなり、農薬が落ちたことが確認できたそうです。

 

 

またホタテ貝パウダー(ホタテ貝殻を焼成・粉砕したパウダー)を水に溶かし、野菜や果物をつけ置きすることで、残留農薬やワックスを除去できるということも書かれていました。


ただ調べてみたところ、除菌・抗菌効果も期待できるが、強アルカリ性のため取り扱いには注意が必要とのことでした。

 

 

【個人的にショックだったプチトマトの皮】


今回の動画を見て、個人的にショックだったのは、プチトマトの皮にも農薬が多いことでした。


普通のトマトは切らないといけないので面倒くさがりな私はプチトマトを好んで食べていたのですが、普通のトマトは切って皮をむけば少しは農薬を取らずにすみますが、プチトマトは洗ってそのまま食べるので、皮をむくのは難しいということです。

 

私は夏場はプチトマトを洗ってからまた冷蔵庫で冷やして、喉が渇いた時におやつ代わりに食べていたのですが、今後はプチトマトは重曹水で洗ってから食べた方がいいなと思いました。


本当ならホタテ貝パウダーで洗ったり、塩水につけた方が良いのでしょうが、ホタテ貝パウダーにあまりお金をかけたくないですし、天然塩を野菜を洗うためだけに使うのはもったいないからです。

 

それにそもそも土の中にしみ込んでいる農薬で育った野菜は、皮をむいても中まで農薬が浸透していると思うので、そこまで必死に時間をかけて洗うのも意味がない気がするのです。

 

かといって、オーガニックは高いですし、そもそも完全に農薬を使っていないわけでもなさそうなので、そこまでオーガニックにこだわるのもどうかなと思っています。

 

私がよく買うのは、近くの店で「栽培期間中農薬不使用」の表示がある野菜ですが、この表示のものが一番安心して食べられる気がしています。


「栽培期間中農薬不使用」とは、栽培中に農薬を使用していないが、完全に農薬を使用しないわけではなく、管理の中で使用制限されているため、少しは安全な選択だと感じています。

 

私はトマトやナスを皮ごと食べていたため、今後は皮をむくか、農薬をしっかり落とす工夫をしようと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。