昨日、便利屋さんに来ていただいて、家の外の給湯器やリモコンなどを見てもらったのですが、そのときに家の中に入られてしまい、うちの汚さを見られたことで、後になってものすごく恥ずかしいという感情が湧き上がりました。
というのも、私は一人暮らしで、うちに来るような友達もいないため、誰かを家の中に入れることを全く想定していなかったからです。
そもそも昨日は家の中に人が入らない前提だったので、いつも通りの状態で、全く片付けていませんでした。
普段から少しは片付けておけよって感じですが、人間関係がほとんどないと無頓着になってしまって、「自分一人が快適ならそれでいい」と考えてしまうんですよね。
なので、普段からお風呂場もそんなに念入りに掃除をしておらず、床の黒ずみや黒カビもかなりありますし、お風呂場の台や鏡、椅子なども汚れていたので、お風呂場を見られることにものすごく抵抗がありました。
それに、ダイニングキッチンも「自分が使えればそれでいい」と思って、そこまで綺麗にしていなかったので、いきなり人が家の中に入ったことで、めちゃくちゃ焦りました。
人間にはスコトーマ(心理的盲点)があるので、普段自分が見ていないものもたくさんあるはずです。
それらが他人の目に触れたら、家の中がどれだけぐちゃぐちゃに見えたかと思うと、後からとても恥ずかしくなりました。
便利屋さんには、認知症の母がゴミ屋敷寸前にまでしてしまった家の片づけをしてもらったことがありますし、亡くなる寸前の父の部屋や、施設に入る前の母の部屋も片付けてもらったので、うちが汚いのはすでに知られているのですが、今は私一人の家なので、汚いのは完全に私の責任なんですよね。
しかも、後になって思い出したのですが、便利屋さんが家の中に入る直前にトイレを使用していたので、「もし家の中が臭っていたらどうしよう……」と考えてしまい、余計に恥ずかしさがこみ上げてきました。
そのせいで、どんどん後になって恥ずかしい思いが強くなり、穴があったら入りたい気持ちで悶えてしまいました。
あまりにも恥ずかしくて、いたたまれない気持ちが出てきたので、ふと「この恥ずかしさを消してみよう」と思い立ち、いつも使っている「情動を消す技術」を試してみました。
すると、一瞬でその恥ずかしさがなくなって、それらの出来事を考えても全く感情が揺れず、冷静になったんですよね。
事実は変わらないのに、感情が消えたことで、全然気にならなくなったのです。
おかげで、恥ずかしくて悶えていたのが収まり、助かりました。
とりあえず、もう終わってしまったことですし、恥ずかしい感情も消えたので、「済んでしまったことだしもういいや」と思えましたが、次に便利屋さんがうちに来るまでには、最低限は片付けておこうと心に固く誓いました。
とはいえ、今日はあまりにも寒かったので、なんだかんだ言い訳して片づけをしなかったんですけどね(笑)。
すでにお風呂用の洗剤も買ってきていますし、父がテレビショッピングにはまって購入していた「ターボスクラブデラックス」という電動ブラシも引っ張り出してきたので、近いうちにお風呂場の掃除をしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。