ポジティブな感情を思い出して臨場感高く感じるワークをしようと思ったとき、ふと、私は「爆笑」をしたことがほとんどないことに気が付きました。
私はパニック発作から身を守るために無意識のうちに外部からの刺激を遮断してきたため、感情や感覚が鈍くなっていることは自覚していましたが、もしかしたら、それ以前からも爆笑したことがほとんどなかったのではないかと思ったのです。
最近、私が爆笑したのは、あるアーティストさんの何気ない一言だったのですが、自分でもなぜこんなことでツボにはまったのか、よくわからない感じでした。
その時、何か変なところが私のツボにヒットしたようで、笑いが止まらなくなり、笑いすぎて息ができなくなりそうなくらい笑ってしまいましたが、何がそこまで面白かったのか、後になって考えてみても良くわからなかったのです。
そこで、なぜ人は爆笑するのか、そのメカニズムをChatGPTに聞いてみました。
すると、「笑いが起こるメカニズムは複雑で、脳が予想外のことやギャップ、リズムの変化に反応したときに引き起こされることが多いです。」という返事が返ってきました。
そして「笑いのトリガーは、人それぞれ全く違います。」とも言われました。
確かに、私は普通の人とは感性が違うのか、お笑い番組があまり好きではなく、そういった番組で笑ったことがほとんどありません。
たまにお笑いタレントが出ている番組を何気なく見ているときに笑うことはありますが、芸能人が人をおちょくって笑いを取ろうとする場面が多いせいか、あまりそういう番組を見たいと思わないのです。
それでも、そういった番組を見ていた弟と一緒にいた時、私自身は面白いと思っていなくても、弟の笑いが移って、こちらも笑ってしまうことはありましたが、爆笑が移ることはなかったと思います。
また、動物が好きな人は動物といると笑ったりできますが、私はたぶんそこまで動物が好きではないのか、動物の動画を見ても、微笑ましいとか可愛いと思うことはあっても、声を出して笑うほどではありませんでした。
くすっと笑うようなことはありますが、大笑いするような出来事があまり思い出せないんですよね。
そんなことを考えていると、もしかしたら、私は笑いに対する感性が人より弱いのかもしれないと思ってしまいました。
私の日常は平和で、大笑いすることはなくてもいつも幸せだと感じていますし、明るい気持ちで過ごせています。
それでも、このようなことを考えているうちに、もっと幸せや喜びを感じて、心から笑ってみたい、爆笑するほど楽しい思いをしてみたいという気持ちが湧いてきました。
そう思ってどうしたら大笑いできるのかをいろいろ考えてみたのですが、どういうことなら私は大笑いできるのか、なかなかピンとこないのです。
普段はくすっと笑ったり、心の中で微笑むことはあっても、思わず声を上げて笑うような瞬間があまりありません。
そう考えると、爆笑することが私には遠い出来事に感じてしまいました。
あの時、アーティストさんの何気ない一言で大笑いしてしまったことを考えると、何か予想外のことや、思いがけないことがトリガーになって爆笑する瞬間が来るのかもしれませんが、自分にはどんなことが当てはまるのか思いつかず、爆笑する体験をするのは案外難しいのだろうなと思ってしまいました。
あえて無理に笑う必要はないけれど、せっかくなら、心から笑える瞬間をもっと見つけてみたい。
そんなふうに思った1日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。