「重要性関数」と「自我」 | 世羅の気功と日常ブログ

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今日はグループセッションがありました。

その中で学んだことをもとに、今回はT理論の「重要性関数」を使って、「自我」について考えてみたいと思います。
 

この理論では、私たちが日々の生活の中で大切にしているものを、どれだけ自分にとって重要かという基準で測り、それを「高い重要度を持つもの」と「低い重要度を持つもの」に分けます。
 

例えば、毎日一緒に過ごしている家族や友人、仕事や健康などは、自分にとって特に重要な「高い重要度を持つ存在」です。

一方で、昔の友人や普段あまり意識しない遠い思い出などは、比較的「低い重要度を持つ存在」として認識されることが多いのではないでしょうか。

 

このように、私たちは自分の中で自然に優先順位をつけ、それによって「自我」が形作られていると考えられます。
 

言い換えると、私たちが自分を説明するときには「何をどれだけ大事にしているか」に基づいて話すことが多いですが、その「大事なもの」が集まっている状態こそが「自我」だと言えます。
 

こうして大切なものを並べていくことで、私たちの中には「自分の宇宙」、つまり自分だけの世界が形成されていることに気がつきます。
 

T理論の「重要性関数」を使って自分を見つめ直すことで、何を大切にしているかがより明確になり、日々の生き方や選択が少しずつ整理されていくかもしれません。
 

自分の中にある「大切なもの」を改めて見つめ直し、それを感じながら、より豊かな日々を送っていきたいと思います。
 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。