「Wi-Fi Direct」でファイルを高速転送 | 世羅の気功と日常ブログ

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今日は、中古スマホ用に購入したmicroSDXCカードが届いたので、さっそくいろいろなファイルをメイン端末から転送しましたが、この作業が思った以上に手間がかかり、結局半日ほどかかってしまいました。
 

私はサブ端末でもメイン端末と同じように快適に使えるように、普段使いするアプリやファイルをすべてインストールして、microSDXCカードにもデータを入れるのですが、特にメイン端末のmicroSDXCカードには大量のMP3やMP4ファイルが入っているため、これを必要なものだけとはいえサブ端末用のmicroSDXCカードにも転送するのは、かなりの手間と時間がかかります。
 

一番簡単な方法としては、パソコンを介してメイン端末とサブ端末の間でデータをやり取りすることだと思いますが、この場合、まずメイン端末をUSBケーブルでパソコンに接続してデータを一度パソコンに保存するか、あるいはmicroSDXCカードをパソコンのスロットやカードリーダーに挿入してデータを保存する必要があります、その後パソコンからサブ端末へデータを転送することになるため、どうしても二度手間になってしまいます。
 

一方で、端末同士をBluetoothで接続してデータを転送する方法もありますが、Bluetoothだと転送速度が遅く、1ファイルずつ地道に転送しなければならないため、大量のデータを送るには非常に時間がかかってしまいます。

 

また、ギガファイル便やGoogle Driveのようなクラウドストレージを使ってデータを転送することも考えましたが、この方法だと一度クラウドにファイルをアップロードし、その後再びサブ端末にダウンロードする必要があるため、ネット回線の状況によっては転送にかなり時間がかかる上、インターネットに接続できないと使えないというデメリットもあります。
 

他にも、メイン端末のmicroSDXCカードを直接サブ端末に挿入してデータを移すという方法も考えましたが、これも結局のところ、サブ端末用のmicroSDXCカードに、本体から再度データを移さなければならないため、手間と時間がかかります。
 

いつもはBluetoothでデータを送受信したり、Send Anywhereというアプリを使って端末間でデータをやり取りしているのですが、Bluetoothはどうしても遅く、Send Anywhereもネット回線の状態によっては時間がかかることがありました。
 

そこで、もっと手軽かつ高速にデータを転送できる方法がないか調べたところ、「Wi-Fi Direct」という方法にたどりつきました。

Wi-Fi Direct」は、無線LANルーターを介さずにデバイス同士を直接接続する技術で、これによりBluetoothよりもはるかに高速に、しかも大容量のファイルを迅速に転送することができるのですが、私の端末ではファイル管理アプリの「共有」機能から直接「Wi-Fi Direct」でフォルダを転送することができなかったため、代わりに「Send Anywhere」アプリを使うことで「Wi-Fi Direct」を使えないか試してみることにしました。



まず、スマホの設定画面で「Wi-Fi Direct」を使ってメイン端末とサブ端末を接続し、その後、音楽アプリからプレイリストを「Send Anywhere」で一気にフォルダごと転送したのですがこの方法のおかげで、複数のMP3ファイルを高速で送ることができました。
 

この方法を使うことで、Bluetoothよりもはるかに短時間で、しかもパソコンを使わずに大量のデータをメイン端末からサブ端末に転送できたのですが、唯一残念だったのは、「Send Anywhere」ではフォルダそのものが転送されないため、サブ端末で再びフォルダを作成してデータを整理し直す必要があったことです。
 

それでも、ネット回線を使用せずに、端末間でデータを高速にやり取りできるという点は非常に魅力的ですし作業に半日かかったものの、パソコンを使わずに済みましたし最終的には効率よく作業を終えることができて良かったと思っています。



皆さんも、スマホ同士で大量のデータを送受信する必要があるときには、一度Wi-Fi Direct」を試してみてくださいね。


Bluetoothよりもはるかに高速で、大容量ファイルも短時間で送れるのでとても便利ですよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。