ブログをご覧になってくださっているみなさん、こんにちは!
横浜は6月の後半になっても梅雨入りせず、からっとしていたり蒸し暑かったりです。
子どもの家のお庭ではにんじんの収穫が後半に入り、なすやミニトマトが間もなく本番です。
さて、本日は2023年夏の親子教室のご報告です。
既に入園していた方を含め、全部で5人のコースとなりました。
2歳半くらいの方が中心でしたので、
最初のうちは手を巧みに使うお仕事やおやつの支度を中心に覚えてもらい、
後半は、ハーブティを淹れてお友だちと飲んだり、
すり鉢でゴマをすって白玉粉でごまだんごを作ったりなど、
少しステップの多い調理もご紹介しました。
オクラやミニトマトを洗ったら、みんなでおやつに食べました。
おやつの前後には台拭きを使ってテーブルを拭くことをご紹介します。
食べる時には、それぞれ自分のランチョンマットや食器などを支度して、
同じ食べ物をトングなどで取り分け合って食べます。
最終日のゴマ団子。くるくる丸める手がかわいい!
「2歳さんが好きなこと」を少しご紹介。
その1:水、道具を使わせてもらうこと、家族の役に立つこと!!
たとえば野菜を洗わせてもらえるなんて、2歳さんにとっては最高に幸せな時間です。
目的をもって堂々と水をさわれる作業だからです。
ひとつずつ手に取って流水や溜めたお水で洗う形にすると、
作業の終わりが決まって、いつまでもジャブジャブが続かないでしょう。
一緒に食べるという目的もあって、大人も子どもも気持ちのいい水遊びのひとつです。
その2:自分の好きなものを好きなだけ選べること。
親子教室ではみんなで支度をしておやつを食べる時間があります。
お菓子ではなく、野菜やチーズや自分たちで作ったものを分け合って食べます。
この時、その「分け合って」がとても重要です。
複数ある食べ物が一種類ずつ器に入っていて、
その中から自分の好きなものを好きなだけ選ぶから気持ちいいのです。
何を食べるか、どれくらい食べるかを大人が勝手に決めて盛りつけてしまっていませんか?
それを、お子さんが喜んできれいに食べてくれないと悩んでいませんか?
それって、子どもに対してちょっと不親切な状況ではないですか?
その3:はっきりと教えてもらったお片づけの仕方で、きれいに片付けること。
ご家庭の食事のときにも小さな台拭きを用意して、
お茶やおかずをこぼしたときに自分で拭くやり方を教えてあげましょう。
使い方と目的が分かって、それをすると家族が喜んでくれると分ったら、
2歳さんらしい、超がつくほどの几帳面さがきっと立ち現れてきます。
やったりやらなかったりの気まぐれはあって当然ですけれど、
それを承知の上で、どんどん活躍してもらいましょう。
少しのコツが分かったら、小さい人との生活は見違えて楽しいものになります。
子育てって、こんなに楽しいものだったんだなという思いをぜひお分けしたいです。
この夏の親子教室についてのお問い合わせは、お電話かメールでどうぞ
shimizu@sequoiamontessori.com
080-6869⁻1021(15時半以降にお願いします)
セコイア・モンテッソーリ子どもの家 清水紀子まで
お写真は保護者の方の了解を得て掲載させていただいております。
ありがとうございます。
一切の転用をお断りします。