この春は雨が多く風の日も多く、とりわけ桜が咲き始めてからは荒天続きでした。
でも、3月17日から4月2日にかけての春の親子教室はいつものとおりで、のどかで平和な日々でした。
私は普段は2歳半から6歳の子どもの家にいるので、どうしても言葉に頼りがちです。
でも2歳さんと過ごす親子教室では、彼らの行動から意図を想像して‥言葉はあくまでも補助的に、伝わらないかも知れない前提で使うので、自然とのんびりと淡々と時間が過ぎていきます。
今回は、2歳半と2歳少し前の男の子さんお2人のご参加でした。
ひとりは階段の上り下りが楽しくてたまらない、そして数字に興味津々さん、
もうひとりは、手を洗うことと食べることが大好きさん。
好きなこと(ブーム)がはっきりとあるふたりでしたので、反応がよくて本当に楽しかったです。
たとえば、数字が好きならそれを利用して私たちと仲良くなれますし、
階段が好きなら上り下りの実力に合わせてなるべく自由にして気分よく過ごせます。
足元がおぼつかないのに階段が好きという方ですと目が離せませんが、
この男の子さんはバランスがしっかりしていたことと、
お母さまにお尋ねして危ないことをしない性格だろうということが分かったので、
子どもの家の建物の1階と2階を結ぶ普通の住宅仕様の階段ではありましたが、
「ゆっくり降りてきてね」という声掛けだけで自由にしてもらうことにしました。
食べるのが好きな方がいると、おやつにしよう、だから手を洗って来ようという誘いにパッと乗ってくれて、それを見てもうひとりも気が付いて‥というように流れができますし、
おやつの野菜を洗ってほしいなと思ったらこの人に頼もう、
なかなか食べる支度が整わないなとか、片付けが進まないなと思ったら、
そうだ、数えながらやってもらおうなど、大人がリズムをつけてあげられます。
2歳前後の人たちは、基本的に真面目ですし働き者です。
体を動かしたい気持ちもとても強いので熱心に運んでくれたり拾ってくれたりします。
まだまだ言葉での指示にすぐに反応できなかったり、
新しい習慣を身につけるのには時間がかかったりしますが、
その子その子の“好き”を利用して上手に誘えば、
落ちたものをせっせと拾ってくれますし、
大人が運んでいるものを「ぼくやりましょうか?」という風に手を貸してくれます。
「働き者」を見せてくれるたったひとつの条件は「機嫌がいいこと」。
狭いところにもぐって落ちたものを拾ったり、重いものを動かして登ったり。
横の穴におはじきを入れるのが難しかったら、大人がちょっと角度を合わせてくれた!
2歳児の機嫌を損ねずに「やるよー」「ありがとー」の関係を増やすコツをお知りになりたい方は、夏の親子教室でお会いしましょう!
セコイア・モンテッソーリ子どもの家 親子教室
shimizu@sequoiamontessori.com
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