カメムシはセミの仲間です。
というよりセミがカメムシ目の中の1グループです。
飼い主はそれを知っているのに図鑑で固い虫、甲虫目のページを探しておりました…
飼い主、この間違いに気付きもしませんでしたね。
11月の猛暑も過ぎ、気温も下がりカメムシも大分減った。
あちこちの塀の隅や吹き溜りに重なる寿命を迎えた奴等の屍の山も掃除や雨風に流され大分片付いた。
とはいえあの量が湧いたので、当たり前のように地面には潰れて張り付く新しい亡骸、晴れた日は窓を開けたら当然のようにその辺の壁や網戸の内側に居たりするのでまだまだ安心は出来ないが、ゾンビホラー並の最大の危機は去ったか…?
部屋にいるときの飼い主の定位置(椅子かベッド)の真横の窓の、窓枠と網戸の隙間に入り込んで転がる死骸を、過呼吸も心拍数上昇もしないように、心を無にして割り箸でポイポイ(゚Д゚)ノ⌒・ここだけで30匹程。クサギカメムシに混じって1匹だけホソヘリカメムシ。この数なら部屋に何匹も入り込むわな…換気もしたし窓の2㎜の隙間からでも入り込むらしいし。
これからまだ何匹遭遇することになるやら。
嫌でも目にするカメムシを観察をして気付いた事が御座います。何日も前から窓辺で転がって死んでいる彼等、よく見るとかすかに脚が動きます、つまり仮死状態。部屋の隅で何日もひっくり返っていて、もう死んだと思っていた個体がある日消え、壁を歩いていた事も。
これは寿命間近なのか、それともこれが冬越しの基本形なのか…?
セミの仲間である彼等も恐怖の技、
セミファイナルの使い手であります。
…実に恐ろしい。
再び暖かくなる春が今から恐ろしいですね。
田舎モンの飼い主にはカメムシを、
可愛いハムチャンには美味しいミルワームを!