主人の結果は相変わらず良好だったので、卵子8個全てを体外受精にしてもらいました。
クリニックの方針で、12個以上採卵できた時に半々で培養できるらしいです。
11個以下の場合は、体外受精か顕微鏡受精かを夫婦で話し合って選択して頂きます、と言われていたので、事前に主人と話して決めていました。
3月9日、培養結果を聞きに主人とクリニック受診してきました。
培養士さんから、結果が記入されている用紙を渡されて、2人で見て、震えました。
採卵数8個、正常受精2個、3PN以上6個。
…恐ろしい結果を説明されました。
正常受精の2個も培養3日目なのに、2分割と3分割。
本当に私の結果?と用紙の上に書かれている名前を確認しました。
やっぱり私のだ……。。。
これは私の結果だ……。。。
フラグメントも多く、いびつな受精卵で、あぁこれは明日あたりに分割止まるな…と感じました。
惨敗…………。。。
勝ち負けではないけど、この言葉がピッタリだと思いました。
培養士さんからの説明の後、先生からの診察と説明で、
『ちょっと…今日の状態では移植はできないですね。
培養はこのまま続けてみます。
3日目に状態が良くても5日目に悪くなることもあるしね、3日目に状態が悪くても5日目に良くなることもあるので。
5日目が11日、日曜日だから8時30分に電話して下さい。
受精卵が移植できる状態かお伝えします』
と言われ……。。。
方針状態で説明を聞き、私は移植してもらえるようお茶をたっぷり飲んでいたので、尿貯めできていたので、
『トイレを済ませてから車に行くね』
と伝えて、主人に先に車に行っててもらうよう促しました。
トイレに入ると座ると、ひとりになると、涙が溢れて出て来て止まらなくて、排尿より涙が止めどなく出てきました。
行きは希望。
帰りは絶望。
治療を繰り返し繰り返し、長く努力されている方々、この言葉もピッタリでしょう?
トイレにしばらく居座って、マスクをしていたので目のギリギリまでして顔を隠して、クリニックを出ました。
車で待ってればいいのに、風の強い寒空の下、主人が玄関出てすぐのところで待ってくれていました。
そしたらまた涙が溢れ出て来て、マスクを外して泣きました。
帰りの車の中、私が主人に泣きあたりましたが、主人は何も声を発することもなく、私の顔を見ては泣いていました。
治療の限界が見えたのかもしれない。
恐怖しかありませんでした。