主人の言葉 | ☻アラフォーゆか日記☻

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29歳で人生で1番好きだと思える人と結婚することができ、我が子授かりたくて夫婦二人で必死に不妊治療しました。そこから8年半…どんなに頑張っても授かることはできず、最後は全てに追い詰められ離婚に至りました。そして、40代になりました。日々の記録のために書きます。

『これまで採卵10回、移植も10回してきた。
結果は1回だけの着床。
良い受精卵ができないのであれば、また違う話だけど、良い受精卵もできて移植もできている。
繰り返しやってきた2年半、最初(タイミング法)から言うと7年、これはある意味、結果じゃないか?
(主人も私も医療従事者なのですが)俺たちも患者家族から、どんなことをしてでもこの子を助けて下さい!とか、夫を、妻を助けて下さい!とか、言われたことあるだろ?そう言ってる家族見てきたろ?でも医療に限界があることを言ってきたよな。
助けられる人と助けられない人いたよな。
今回の培養の結果を説明してくれたラボの人も、俺たちを傷付けないように、オブラートに包んで包んで話してくれてたけど、yucaは生殖医療たくさん勉強してきたかもしれないけど、俺は素人で…素人の俺にでも結果の写真を見て、これはこれ以上育たないとわかったよ。
はっきり言って今までの治療で1番悪い結果だった。
俺も今年40歳になる、yucaも37歳。
卵子の質だとか受精卵のグレードだとかどんどん厳しくなる。
これまでも厳しかった、これからも厳しいんだろう。
例え妊娠出産できても、そこがゴールじゃない。
そこから20年きっちり育てあげないといけない。
そういった意味でも、もう考えないといけない局面にきてる。
次に採卵して通常法ではなく顕微鏡受精して、良い結果を得られるかもしれない。
でもそうじゃないかもしれない。
これまでの10回で結果が出なかったのだから、そうじゃないことのほうが確率が高い。
10%あるかないかじゃないか?
今諦めろと言ってるわけではない。
次も治療やったらいい。
でも子供のいない人生を頭の片隅においておこう。
夫婦2人で生きていく人生。
yucaはわかってると言うけどわかってないよ。
いつも気持ちがアップダウンして不安定。』

帰宅して、疲れ果てて少し寝て、起きてからの…結果を聞いてから一呼吸おいてからの主人の言葉です。
私は実感がわかなくて、なんとなく自分のことのように思えなくて、主人は何度も現実のことだと目に涙を浮かべながら言ってくれました。