精神の安定 | パート主婦の生き方

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浮かんでは消えて行く思索の記録

人の思考を考える時、だいたい以下の3つの重なり合う要素を含んでいるのではないかと思います。

  1. 生存のための思考 
  2. 一時的快感を得るための思考
  3. 自尊感情を高めるための思考
思考に目的があるのか、という問題はここでは置いておいて、これらの精神活動は精神の安定のために重要な役割を果たします。
精神の安定とは物理的には脳内物質・エネルギーが均衡状態に向かう働きではないかと思います。脳の恒常性維持というか。
 
たいていの精神活動は自然な脳の活動で、何も考えないぞ!と思う意思に反して、湧き上がってきます。
人は思考をコントロールできているようでいて、あまりできていません。
 
これらの自然な思考に反して、意図的に集中して思考をコントロールするのには多大なエネルギーを要すると思われます。
この意図的な思考と恣意的な思考の区別は難しいですが、意図的な思考ができる、思考のコントロールができるということがアウトプットの能力の差に現れてくると思います。そしてこの能力が進化することで、人は複雑な文明や社会を発展させてきたのではないでしょうか。
 
思考の発達・進化のイメージ:
無意識(情動)→恣意的な思考(刺激に対する反応だけれど意識下に現れるもの、自我)→意図的な思考(内発的アウトプット、理性、超自我)
 
考えすぎるとエネルギーを浪費して疲れます。そろそろデフォルトモードにしてドラマでも見ようかな。笑