王82~83シーズン②
このシーズンの平均観客動員数は7500人ほどと昨シーズンから増えたんですが、MISLのカンザスシティ・コメッツも集客は増え、なんと平均1万4000人以上。
キングスの完敗でした。
ジョー・アクセルソンらキングスのフロントは、チームのプレイこそが最大のマーケティング・ツールだという考え方が強かったようで、キングスには例えばチアリーダーがおらず、タイムアウト中などに音楽かかるようなこともあまりなく、ハーフタイムショーも控えめ。
選手たちのトラッシュトークが聞こえるほど静かなこともあったんだそうです。
“ケンパー・アリーナはダウンタウンから少し離れており、ファンがアリーナの立地に不満を漏らしていた” という話もあり、アクセスの悪さは事実なんですが、コメッツの成果を見ると言い訳に聞こえてしまうかなと。
【PF】
二ーリーは全82試合に出場して、そのうち61試合でスタート。
平均20.0分の出場で、平均4.4点・5.9リバウンドというのは目立つ数字ではありませんが、シーズン終盤にベンチスタートになってからもミニッツは減らず、フィッシモンズHCからの評価の高さがうかがえます。
Sジョンソンは79試合(21試合でスタート)で、平均11.7点・5.0リバウンド・1.1ブロック・FG成功率62.4%(リーグ2位)。
シーズン終盤のスパートには貢献したかもしれませんが、全体的には昨シーズンからの伸びを感じられなかったでしょうか。
ファウルはやや減りましたが、時間換算するとほぼ同じです(総パーソナル・ファウル数はリーグ6位、平均4.1ファウル)。
レジー・キングはスタメンから外れ、故障もあったのか欠場も多く、58試合の出場でミニッツは平均15分ほどダウン。
平均4.8点・4.1リバウンドと自己ワーストのシーズンでした。
レジー・ジョンソンはウッドソンに次ぐベンチの得点源となっていましたが、2月半ばにシクサーズに売られてしまいました。
キングスでは50試合で平均20分ほどプレイし、平均8.6点・4.0リバウンドとキングよりもよかった?です。
ケニー・デナードは2月に復帰。
復帰直後はローテーションに入っていましたが、3月になるとミニッツが激減。
CBA上がりで健闘した昨シーズンから一転、厳しいシーズンとなりました。
【C】
メリウェザーは78試合(74試合がスタート)で平均7.9点・5.4リバウンド・1.1ブロック。
昨シーズンは故障で棒に振りましたが、一昨シーズンと同等のスタッツは残しています。
ラサール・トンプソンは開幕2戦目が行われた日(11月2日)にサイン。
しかし、すぐにオーバーウェイトによる出場停止処分が科され、デビューは開幕12試合目(11月末)となりました。
トンプソンの出場停止中、フィッシモンズHCはこのように話していました。
「トレーニングキャンプを終えていれば、トンプソンは先発出場できたはずだ。彼はそういう選手だ」
「今は彼が準備できるのを待たなければならない。コーチにとって、こういう状況はフラストレーションがたまるものだ。ラサールのチームメイトにとっては、また一人ルーキーをチームに迎え入れなければならない。他にどうすることもできないので、受け入れるしかないが、決して楽なことではない」
「実際、特にF陣には、このリーグで活躍できる能力を持つ選手がたくさんいる。
しかし、コンスタントにボールを繋いでくれるCがいなければ、プレーオフに進出することはできない。トンプソンにはそれができると信じている。単純な話だ」
復帰後のトンプソンはスタメンどころかローテーションにも定着できず、71試合(3試合でスタート)で平均13.9分のプレイ。
平均5.4点・5.3リバウンドでした。
レオン・ダグラスは11月半ばに解雇。
この人は、これ以降は92年までイタリアでキャリアを続けます。