王82~83シーズン①

 

シーズンの序盤の新ラインナップはこんな感じ。

 

ラリー・ドリュー

レイ・ウィリアムス

エディ・ジョンソン

スティーブ・ジョンソン→エド・二ーリー

ジョー・メリウェザー

 

コットン・フィッシモンズHCは開幕5試合目で二ーリーをスタメンに抜擢。

抜擢直後はCにジョンソンを使うパターンも試しますが、すぐにメリウェザーで落ち着きました。

 

二ーリーがスターターに入った翌戦からチームは6連勝(8勝3敗)。

ここでディビジョン首位に立つと、その後も勝ち星を増やし、年末の時点ではスパーズと首位争いをしていました。

 

好調の要因のひとつと考えられるのがドリュー。

開幕から、過去2シーズンを大きく上回る成績を残しており、12月は13試合で平均22.5点・10.2アシスト・2.0スティールと絶好調。

プレイヤー・オブ・ザ・マンスも受賞しています☆

 

しかし、1月になると一転してペースダウン。

年明けに20勝11敗としたところから負けが込み始め、1月末の6連敗で23勝22敗。

オールスターブレイクの時点では25勝25敗で、プレイオフ圏内からも外れてしまいます。

 

後半戦も、当初は5割ラインを行ったり来たりする状況が続くんですが、3月下旬から急に調子が上向きに。

32勝34敗となった後の16試合を13勝3敗とし、プレイオフ進出に向けてブレイザーズとナゲッツを猛追します。

 

一時はナゲッツを抜いてブレイザーズと並ぶんですが、ブレイザーズはラスト3試合を3連勝し、カンファレンス5位で逃げ切り(プレイオフに進めるのは6位まで)。

ナゲッツとは、“シーズン最終戦の直接対決で勝った方がプレイオフに進める” という痺れる展開となりました。

 

キングスはこの最終戦に負けてしまい、45勝37敗でシーズン終了。

ナゲッツも45勝37敗と同率で、シーズン中の対戦成績も3勝3敗の五分だったんですが、ナゲッツの方がカンファレンス内での勝率が高く、タイブレイカーはナゲッツに渡ってしまいました。

 

シーズン終盤に調子が上がった理由として考えられるのは、ひとつはスケジュール。

キングスは同カンファレンスの格上に弱かったんですが(特にパシフィック・ディビジョンの上位3チームには3勝12敗と負け越しています)、それらのチームとの対戦がこの時期にはほぼありませんでした。

 

また、この期間はSジョンソンが好調。

ラスト16試合では平均13.7点をあげており、ラスト12試合は二ーリーに代わってスターターに入っています。

 

シーズン通算ではオフェンス力がアップ。

ゲームのテンポがリーグ3位まで上がり(昨シーズンは7位)、平均得点&FG成功率は4位、アシストは9位でした。

 

ディフェンスは、スティールは多いですが(8位)、全体的には中程度といったところでしょうか。

明らかな欠点はTOの多さです(ワースト3位)。

 

【G】

 

ドリューは75試合で平均20.2点・8.2アシスト(リーグ4位)・1.7スティール・FG成功率49.2%・FT成功率82.0%。

スタッツだけなら故障前のフィル・フォードを上回る、素晴らしい出来でした。

 

フォードのような華はありませんが、スピードとそれを活かした突破力があり、シュートも上手。

TOは平均3.6本と多いです(総TO数はリーグ9位)。

 

ウィリアムスは72試合で平均15.4点・4.5リバウンド・7.9アシスト(リーグ7位)・1.7スティール。

アシストはキャリアハイで、トリプルダブルも2回ありました☆

ただ、FG成功率は39.2%とキャリアワースト(昨シーズンまでのキャリア通算は46%ほど)で、TOの総数はリーグワーストの335本。平均4.7本もありました。

 

先述のチーム・スタッツの傾向をもろに反映しているのがこの二人のプレイスタイルかと思います。

 

【ウィング】

 

Eジョンソンは全82試合でスタートして、平均19.8点・6.1リバウンド・FG成功率49.4%。

また、3Pを71本打って20本決めているんですが(成功率は28.2%)、これはこの当時では多いです。

 

昨シーズンから平均15分ほどミニッツが増え、それに合わせてスタッツも大幅にアップ。

チームの得点源になっただけでなく、リバウンド王でもありました(リバウンド・リーダーとしては少ないですが、チーム全体のリバウンド数はリーグ11位とまあまあです)。

 

マイク・ウッドソンは、6マンとなりましたがミニッツは微増。

81試合(スタートしたのは3試合だけ)で平均18.2点・1.7スティール・FG成功率50.6%…と多くのカテゴリーで昨シーズンから数字をアップさせました。

ムラが少なく、81試合中77試合で2桁得点をあげています。

 

ドリューやウィリアムスが欠場したときにスタートしたのは、主にブルック・ステップケビン・ロダー。

 

ステップは多くの試合で数分程度の出番しかありませんでしたが、スタメン起用された6試合では平均8.0点とまずまずでした。

3月にホームで行われたソニックス戦に来ず、1試合の出場停止処分を受けています(理由は不明)。

 

ロダーは66試合で平均5.1点。

12月から1月にかけては、16試合中13試合でスタートしました(その13試合は平均8.2点)。