王79~80シーズン

 

開幕時のスタメンは昨シーズンのベストメンバーと同じなんですが、序盤は苦戦。

10月末からのロード5連戦で4連敗、11月頭からのロード4連戦を跨いで6連敗を喫し、5勝11敗と出遅れます。

 

しかし、その後はホームの試合が多くなったことも手伝ってか、少しずつ借金を返済。

5連勝、8連勝もあり、12月半ばには21勝14敗と立て直しました(ディビジョン首位)。

 

年末にはスターティングPFを、ビル・ロビンジンからレジー・キングへ交代。

これが功を奏したのかは分かりませんが、1月は13勝5敗とペースを上げ、35勝23敗でオールスターブレイクを迎えます(ディビジョン首位)。

 

後半戦は、2月を終えるまではまずまず。

2月20日のソニックス戦からは、ケンパー・アリーナをまた使用できるようになりました。

この試合は、フィル・フォードのブザービーターで勝っています。

 

しかし、3月最初の試合に勝って42勝27敗としたところから崩れます。

必ずしもロードが多かったわけではないんですが、ラスト13試合を5勝8敗と負け越し、47勝35敗でシーズンを終了。

 

昨シーズンから1勝減っただけなんですが、後半戦好調だったバックスに抜かれてしまい(オールスターブレイクの時点では、キングスが5.0ゲーム差をつけていました)、ディビジョン2位/第5シードでプレイオフに臨みます。

 

主力は昨シーズンとあまり変わっていないんですが、ゲームのペースが落ち(5位から10位)、得点力もダウン(7位から15位へ)。

その代わり、失点が下がりました(11位から5位へ)。

 

ミュニシパル・オーディトリアムでの64試合は38勝26敗、ケンパー・アリーナでの18試合は9勝9敗。

ロードでは17勝24敗と相変わらず負け越していますが、65~66シーズン以降ではベストです。

 

【G】

 

フォードは全82試合に出場し、平均16.2点・7.4アシスト(リーグ6位)・1.7スティール。

ほとんどのスタッツが昨シーズンから横ばいなんですが、TOが減ったのはよかったでしょうか(3.4TO)。

 

オーティス・バードソングも全82試合に出場し、平均22.7点(リーグ9位)・1.7スティール・FG成功率50.5%。

2年連続でオールスターに出場しました☆

 

この人はFTが少ないわけではないんですが、FG成功数はリーグ4位に食い込みます。

強引に攻めることが少ないプレイスタイルが反映されているでしょうか。

 

開幕5戦目のブレイザーズ戦では、このシーズンから導入された3Pをキングス史上初めて成功。

シーズン通算では36本打って10本成功させており、ともにチーム最多です。

 

【F】


スコット・ウェドマンは、68試合で平均19.0点(キャリアハイ)・5.7リバウンド・1.2スティール・FG成功率51.2%・FT成功率81.8%。

 

年末から年明けにかけて3試合連続30点以上(うち1試合はキャリアハイの45点)をあげており、キャリアで唯一のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞。

4年ぶりにオールスターに出場し(故障で出場は出来ず)、オール・ディフェンシブ2ndチームにも選出されました☆

 

キングは82試合(44試合がスタート)で平均8.2点・6.9リバウンド。

ムラがあり、スタートしたときのスタッツも特に目を惹くようなものではないんですが、スターターに定着しました。

 

ロビンジンは81試合(38試合がスタート)で平均11.4点・6.5リバウンドでした。

スタートでもベンチでもスタッツはさほど変わりません。

 

ところで、このシーズンの序盤、11月にホームで行われたシクサーズ戦で、ダリル・ドーキンスが豪快なダンクを決め、バックボードを粉砕しました。

ドーキンスは、すくんでいたロビンジンを見て、この自分のダンクを “Robinzine Cryin'” と名付けています。

 

【C】

 

サム・レイシーは81試合で平均9.2点・8.0リバウンド・5.7アシスト・1.4スティール・1.3ブロック。

ミニッツは平均30分を割り、FG成功率はまた落ちてしまいましたが、アシストはキャリアハイ。

Cではダントツの1位でした。

 

この人は元々感情的なタイプだったようで、レフェリーに激怒したり、自分自身のミスに腹を立てたりということがあったらしいんですが、コットン・フィッシモンズがHCになって穏やかになったんだとか。

レイシーは、「彼(フィッシモンズ)は助けてくれたんだ」と話しています。

 

Cのバックアップは開幕からマイク・グリーンが務めていたんですが、11月末にシーズン終了。

詳細は不明ですが、背中の故障のためかもしれません。

これが現役最後のシーズンです。

 

トム・バールソンはグリーンと入れ替わるように復帰。

更にその直後にはペイサーズとのトレードで、レン・エルモアが加わります。

 

エルモアはキャリア5年のC(6フィート9インチ)。

74~75シーズンからペイサーズ一筋のバックアップC。

今回は80年のドラフト2巡目指名権とのトレードでした。

 

バールソンは復帰2戦目に19分で12点をあげますが、エルモアが加入したことで、ローテーションから外れることが多くなってしまいます。

 

エルモアは58試合で平均15.8分プレイしたのに対し、バールソンは37試合で平均7.4分しか起用されませんでした。

 

【GとFの控え】

 

ビリー・マッキニーは78試合で平均6.8点・3.3アシスト。

ミニッツは昨シーズンから少し増えたんですが、スタッツは伸びませんでした。

 

アーニー・グランフェルドは80試合で平均5.9点。

バードソングやウェドマンの控えなので仕方ないと思いますが、多くのカテゴリーで数字を落としています。

 

ガス・ジェラルドは、NBAに移ってからは最多となる73試合に出場。

シーズン通算では平均11.9分で平均5.3点でしたが、ウェドマン離脱時にはスターターとしてプレイ。

スタートした12試合では平均12.3点・5.0リバウンドをマークしています。

 

11月頭には開幕直前に解雇したテリー・クロスビーと契約を結びますが、10日ほど(4試合)で解雇。

 

マーロン・レッドモンドは11月末に解雇。

開幕からすべての試合で起用されていましたが、エルモアを取ったため、ロスターに空きを作る必要があったのかなと想像します。