王80~81シーズン①
開幕時のスタメンは昨シーズン終盤の5人。
シーズン序盤は(もう毎年のような気もしますが)、ロードがやや多めのスケジュールに苦戦し、黒星が先行します。
そんな中、10月末にエグゼクティブ兼GMのジョン・べグゾスが解任され、11月頭にはジョジョ・ホワイトが現役引退を表明しました。
●不祥事
べグゾスは、使用済みの切手を購入価格相当でチームに転売していたことが発覚。
郵便検察官?がこの事実をキングスのオーナーに伝えると、オーナーのH・ポール・ローゼンバーグはべグゾスに辞任を要求。
べグゾスがこれを拒否したため、今回の処分となりました。
●お疲れさまでした
ホワイトは、衰えたとはいえ、フォードのバックアップとして、13試合で平均6.4点・2.8アシストという成績を残していました。
コットン・フィッシモンズHCは、「彼を失うのは残念だ」「でも、それは彼の決断だ。短い期間ではあったが、彼が尽力してくれたことに心から感謝している。彼がどんな道を選ぶにせよ、これからも成功し続けると確信しているよ」と話しています。
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チームの調子はなかなか上がらず、連勝があってもその分連敗する…という繰り返しで、前半戦は24勝30敗。
29試合あったロードを10勝19敗と負け越したのが響きました。
後半戦は、3連勝でスタートし、2月半ばのホーム5連戦では5連勝するなど、白星が多め。
少しずつ借金を減らしていくんですが、32勝33敗で迎えたウォリアーズ戦でアクシデントが起こります。
●大きなアクシデント
ロードで行われたウォリアーズ戦の前半、ワールド・B・フリーの親指がフィル・フォードの左目に入ってしまいます。
フォードは眼窩骨を骨折。
フリーは親指を脱臼しました。
フォードは66試合で平均17.5点・8.8アシスト(リーグ3位)・1.5スティールといいシーズンを過ごしていたんですが、手術をすることになり、シーズンの残りは欠場することになります。
この怪我は視力に影響が出るほどのもので、ここでフォードのキャリアは変わってしまいます。
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フィッシモンズHCは、フォード離脱後のPGにまずロイド・ウォルトン(11月頭に契約)を使いますが、すぐにやめ、アーニー・グランフェルドを起用することで落ち着きました。
チームはフォード離脱直後に4連勝をマークし、このシーズン初めて5割を超えますが(37勝36敗)、そこから5連敗。
40勝42敗でシーズンを終え、第5シードでプレイオフに進みます。
シーズン終盤は、ロケッツ、ウォリアーズとカンファレンス5&6位(プレイオフ圏内)を争う展開。
キングスは先述の5連敗中、ロケッツに2回負けており、けっこう危なかったんです。
ロケッツがキングスに対してもウォリアーズに対してもタイブレイカーを持っていなかったので、キングスは多少有利ではあったんですが、ウォリアーズとは相性が悪く、このシーズン全敗。
シーズン最終戦でリーグ最下位のマブスに勝ち、ウォリアーズがソニックスに負けたため、幸運にもカンファレンス5位に入ることが出来ました。
3シーズン以上連続でプレイオフに進むのは、ものすごくひさしぶり(61~62シーズンから66~67シーズンまでの6シーズン連続以来)です。
ゲームのペース、平均得点は昨シーズンと同じくらいなんですが、FG成功率がリーグ5位に上がり、3P成功率はなんとリーグ2位でした(成功率は29.2%ですが)。
アシストもリーグ4位です。
【スタメン①】
オーティス・バードソングは、71試合で平均24.6点(リーグ6位)・1.3スティール・FG成功率54.4%をマーク。
得点とFG成功率はキャリアハイ。昨シーズンに比べて、FTの割合が増えました。
3年連続のオールスターはもちろん、オールNBA2ndチームにも初選出です。
スコット・ウェドマンは、81試合で平均19.0点・5.3リバウンド・1.2スティール・3P成功率32.5%(リーグ8位)・FT成功率68.6%。
3Pは77本打って25本を決めたんですが、成功数25本もリーグ8位です。
ウェドマンのFTがなぜ低調だったのかは不明ですが、バードソングは元々FTの精度が高くなく、ここまでのキャリアで70%を超えたのは2年目だけ(これは89年に引退するまで変わりません)。
この二人の影響か、チームのFT成功率はリーグ最下位でした。