王81年オフ②

 

キャブスからもらった1巡目指名権は元々ニックスのもの。

キャブス自前の1巡目指名権であれば4位でした(77年に放出しているんですが…)。

 

 

1巡目第7位でスティーブ・ジョンソン、1巡目第17位でケビン・ロダー、2巡目第29位でエディ・ジョンソン、4巡目第78位のケニー・デナードを指名。

 

Sジョンソンはオレゴン州立大出身のC/F(6フィート10インチ)。

80~81シーズンにNCAA記録となるFG成功率74.6%をマークした強者です。

2年生のシーズンは左足の骨折で3試合しかプレイしておらず、そのため同大に5年間在籍しました。

 

インサイドでは多彩な攻めを繰り出すことができ、ランニングゲームにも対応可能。

懸念は、積極性に欠けること、リバウンド、つまらないファウルを犯す癖…といったところです。

 

ロダーは6フィート6インチのF。

カレッジ時代は、ケンタッキー州立大で1年、アラバマ州立大で3年過ごしました。

ケンタッキー州立大では、4年生のビリー・レイ・ベイツに刺激を受け、模範としていたんだそうです。

 

アラバマ州立大はこの当時ディビジョンⅡで、同大史上二人目のNBA選手。

フィッシモンズHCは昨年の時点で獲得を試みていたようですが、ロダーは大学に残ることを選びました。

 

Eジョンソンはイリノイ大出身のSF(6フィート7インチ)。NBAではシューターとして活躍しますが、カレッジ時代はリバウンドも多い選手でした。

 

カレッジ時代のハイライトは2年生(78~79シーズン)のときのミシガン州立大戦。

このシーズンのミシガン州立大はNCAAチャンピオンになるチームなんですが(マジック・ジョンソンがいました)、その試合では残り3秒でEジョンソンが決勝打となるジャンパーを決めたんですね。

直前のタイムアウトで、HCが「誰でもシュートを打てるぞ」と伝えたところ、ジョンソンが名乗りを上げたんだとか。

 

デナードはデューク大出身のF(6フィート8インチ)。

同大が78年にNCAAファイナルに進んだときのメンバーで(ケンタッキー大に敗れました)、当時のチームにはマイク・ジミンスキーらがいました。

 

当時の映像を見ると、ハッスルプレイヤーといった感じ。

カレッジ時代のスタッツは目立ったものではありませんが、1年生のときからスターターに入っています。

この人は開幕直前に解雇されますが、シーズン中に戻ってきます。

 

【8月末にトレード】

 

82年のドラフト2巡目指名権&84年のドラフト2巡目指名権をピストンズに放出し、ラリー・ドリューを獲得。

 

ドリューは昨年のドラフト1巡目指名PG(6フィート1インチ・170ポンド)。

ルーキーイヤーは主に控えとして起用され、76試合で平均6.6点・3.3アシスト・1.2スティールという成績を残しました。

カンザス州側のカンザスシティ出身で、高校もカンザスシティで、大学はミズーリ大…と地元に縁のある選手です。