昨日はアルコール依存の通院日。


病院は今まで見た中で

いちばん混雑してたものの


いつも穏やかな主治医は

急かすことなく話を聞いてくれて

満足で診察室を出たのでした。




問題はここからだ。


指定薬局のウェルシアである。




わたしはそもそもイケメン耐性がなく

イケメンを目の前にするだけで

心拍数が異常に上がる持病がある。




そして前回

衝撃のイケメン薬剤師(20代後半)に

ノックアウトされたわたしは

薬局の自動ドアが開くなり彼を探した。





いた。


視力1.5の両眼は2秒で彼を捕らえた。



本日のお姿は…



あっ!!


白衣の襟がスタンドカラーだ!!


ウェルシアは一体

何パターンの白衣があるというのだ!?


そして

そのしゃれきった白衣の下には

爽やかな薄いブルーのシャツ!!



髪の毛のサイドは

潔く刈り上げられており

軽くツーブロ風になっていつつの


やはり前髪は

やや長めのウェービー!!



まっ、、


眩しい!!!!!!


眩しすぎて

早くも頭痛がしてきた!!!!!!!




そんなイケメン

昨日は90歳手前くらいの

高齢男性を相手しており


歩くのが大変な

この男性の座るソファーへ

イケメンが処方薬を持って出向く形になっていた。



見る。


待合室の患者は

この高齢男性とわたしだけなので

イケメン見放題。





イケメンはゆっくり丁寧に

男性に身体の状態などを尋ねながら

薬の説明をしてゆく。


話し方が穏やかでとても優しい。



支払いもその場で。


「ではここから130円をいただいて

お釣りを500円にしますね。」


小銭を軽くする気遣い。



患者の目線に合わせるように

ひざまずいたそのお姿は


騎士(ナイト)以外の

何者でもない!!!!!!!



しかも


薬局カウンター内と

おじいさんの所を行き来するのに

どうしてもわたしの前を

横切ることになるんですけど


そのたびに

ちょっと屈んで横切るのが


非常に愛らしい…!





もう、ここまでで勝手に胸いっぱいになり

心拍数も上昇を始めた。


自分の処方薬は

別の薬剤師にお願いしたい。


このまま前回と同じく

このイケメンが担当になったら

わたしは命を落としかねない。



「ピンポーン♪ 183番のかた。」



カウンターを見ると

超絶可愛いチャンネーが

超絶可愛い笑顔でこちらを見ている。


あ、このチャンネー知ってるわ。


前にも当たって

断酒を褒めてくれた薬剤師だ。



ホッとして薬を受け取りに行く。


「断酒が順調なようで良かったです♡」


可愛い。


和む。


イケメンの時みたいに心臓ばくばくしない。


このチャンネーが

なんて言うか

凄く、とても、ちょうどいい。





どうも

わたしにとってイケメンは


少し離れて見ているのが

いちばんいいみたいです。