アートディレクター佐野研二郎氏問題をキ.ル.！！

いつもありがとうございます。

自分のこだわりや見せ方・売り出し方でお悩みの
40代以上の講師・インストラクター・先生業の
心がしっくりくるビジネスデザイン
「潜在魅力プロデューサー」兼
「夫婦ミーティングコーディネーター」の風間です。





東京五輪エンブレムの
デザイン模倣スキャン.ダル

その他の模倣問題も
広がりが収まりませんね。






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アートディレクター佐野研二郎氏問題をキ.ル.！！
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1分45秒で読めます。

ご興味ありましたらお読みください。


佐野研二郎氏とは今から約14年前

私の開業独立前の2001年、

宣伝会議主催『アートディレクター講座』で
同期でした。



彼は、広告クリエイティブの世界を大きく飛躍させた
大貫卓也氏、佐藤可士和氏といった
クリエイティブディレクターの活躍で（業界では）有名になった

『博報堂第三制作室』在籍とあって

周りもどこか尊敬の眼差しで彼を見ていました。

確かに、尖った面白いデザインを当時から出していました。




さて、「パクリ」と言われる彼のデザイン

いくつもネットに出ていますが

某飲料メーカーのトートバッグの「BEACH」デザインは
そのまんまでしたよね。



なぜあんなことが起きたのか！！



それは、

制作過程にあるプロセスが存在していないからです。


それは「サムネール」です。


「サムネール」とは、

デザインを実際にパソコンで形にする前に
アイデアをたくさん出す作業です。

紙にいくつもいくつも、小さく小さく
ざっくりとしたアイデアを何十個も描く作業です。


アートディレクターは
自らの「サムネール」
またはデザイナーの「サムネール」の中から、

“いけそう”なアイデアを抽出し

今度は、更に精度の良い「サムネール」
つまり「ラフスケッチ」を描きます。

もちろん、ここまではほぼ手描きです。

その「ラフスケッチ」が出来た時点で
今度は、リアルにパソコン上でデザインをしていくのが

私風間が20年経験した諸先輩から学んだ
広告デザインの大道ですが


ですが

ですが


たぶん佐野氏のデザインには
「サムネール」も「ラフスケッチ」も存在していないのではないか。

いきなり、部下（または外注デザイナー）のデザインした
パソコン上の「グラフィック」をチェックしただけだと思います。


つまり、
部下（または外注デザイナー）は、

画像や他者の意匠（デザイン）を「ネット検索」し
手っ取り早く、グラフィックという絵にして

それをそのままスルーして選んだ彼（佐野氏）が
「佐野研二郎デザイン」として出したことが考えられます。



ふぅ。。。ため息が出ますね。




「サムネール」、「ラフスケッチ」、

アイデアを頭の中でイメージングする作業は

とってもとっても苦しいです。

とってもしんどいです。



だからこそ、

世界のデザインに常日頃から触れ

そこに「ネット検索」も有効な手段として

アイデアの引き出しとしての活用も
ありますが


そのまんまは、やはりダ.メ.ですよね！！！





さて、私たちのビジネス、

誰かから学んだ知識を生かして

または、既にある何かのアイデアに
インスピレーションを受けた価値を商品にして

ビジネスをされていると思います。



ただ、そのままでは

あなただけの価値にはなりづらく

他者との差別化は難しいですよね。


そんな気持ちが、セールスのモチベーションが

上がらない理由になっている方も少なくありません。



ただそこに、自らの人生経験を掛け算することで

まだ満たされていないお客様の悩みやニーズを解決する

あなただけの独自の商品として送り出したいものです。




そう、

あなたの経験こそが、誰にも真似できない

最高の資産価値なのですから。



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