企業と人の隠れた魅力を引き出して
尖った価値を見える化するブランディング&デザイン
潜在魅力プロデューサーの風間です。
撤退まで考えた彼らがなぜウレたか？
ご興味ありましたらお読みください。
ラ・フランスをご存じですか。
誰もが知る洋梨ですよね。
この洋梨、当初はまったく売れませんでした。
なぜだと思いますか？
・・・
それはネーミングにありました。
いまではラ・フランスという名前ですが
開発当初は“みだぐなす”という商品名だったのです。
“みだぐなす”とは“見たくなし”の方言と
“みっともないなし ”を掛けて付けたそうです。
共同開発した農家が、
“こんなに美味しいんだからいける！！！”
と思ってウリ出した“みだぐなす”でしたが
何をやってもウレズ
育てていた農家のほとんどが
この洋梨から撤退していきました。
いよいよ残った4.5件の農家
撤退するか続けるかの覚悟の時がやってきます。
そこで考えたのが名前を変える決断だったのです。
そして“ラ・フランス”という商品名が誕生しました。
いまでは知らない人がいないほど
美味しい洋梨ブランドとして知名度は抜群ですね。
＊＊＊
さて、私たち先生業や起業家にとっても
名前は存在します。
それは肩書きだったり、商品名であったり。
ただ、その肩書きや商品名が
“あれ？”“なにそれ？”と
お客様の興味をそそり、
一歩近づいてくれる力を持っているでしょうか。
これがないと、せっかくの商品価値は伝わりません。
＊＊＊
ただ困ったことに、
いまは競合他社で良い商品サービスはたくさん存在し
そして何よりも、たくさんの情報が
わんさか私たちの目の前にやってきます。
そんな中で、お客さんに“これだ！”と選ばれるためには
ネーミングつまり名前の付け方はシカツ問題といえますが
その商品価値を補足するキャッチコピーの存在が
更に更に大事なのです。
＊＊＊
良い商品だからしっかり話せば分かってくれる！
と思うこともあるでしょう。
じっくりパンフレットやチラシを見てもらえれば
分かってもらえる！
と思うこともあるでしょう。
ただしかし、
あなたの話にじっくり耳を傾ける
あなたの商品説明をじっくり読んでくれる
時間にゆとりを持ったお客さんはそうそう多くありませんし
お客さんはあなたほど商品知識もありません。
ましてや商品価値を理解するほど
お客様の脳みそはあなたのビジネスに
都合良くは出来ていません。
そこで、
簡潔に端的に商品価値を伝える
キャッチコピーの存在が必要になるのです。
あなたのネーミング、キャッチコピー
見直していますか。
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