3月13日(金) 晴れ時々曇り 風強い
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最近、天気が良くても風の強い日が続いている。気温も上がってきたので、そろそろテンカラのシーズンだ。しかし、この風が吹いているうちは、カゲロウの飛びも少ないだろう。今しばらくの辛抱だ。
とはいえ、毛鉤をいくつか結んでおきたいな。特に、フクロウの羽があるから、一つは結んでおこう。もう、在庫が無くなったことだし。
使う針は14号。アイがストレートのタイプだ。故・山本素石氏が推奨した鈎型だ。私は、この型で毛鉤を巻くことが多い。
もう10年以上も昔に貰ったフクロウの羽だが、これで自ら毛鉤を巻くのは初めてだ。
金色のティンセルで下巻きし、イエローの糸でボディを作る。
テンカラの鈎を巻くときは、ボビンやバイスは使わない。ラジオペンチなどで巻いた方が、丈夫な毛鉤ができる。
ただ、フクロウの羽は毛鉤に巻きにくい。ニワトリやキジのように素直ではないからだ。
それでも、何とか形を整えて、1本巻いた。大分時間がかかったね。
もう1本、短い蓑毛の鈎と白の蓑毛の鈎を巻いた。
少し在庫を作っておいたほうが良いな。
釣りに行けば、多少なりとも毛鉤は失くしてしまう。昔と違って、目が悪いから、毛鉤を結ぶのには手間がかかる。3月中には、今の仕事の契約も終了する。時間がたっぷりできるから、鮎の仕掛けも含め、たくさん鈎は結べるだろう。まだまだ、焦ることはないか。
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