おせんたく講座 IN 兵庫県加西市
今日は、寺子屋 無有で、
家庭で出来る染み抜きのコツ&
アイロンがけのコツ をしました。
愛知県や岡山県、その他市外からも車で
1時間以上かけて通ってくださっています。
とても有難いといつも感謝しています。
13時から15時まで、染み抜きをしました。
お醤油のシミと口紅のシミを実際に抜いていただきました。
シミには、水溶性のシミ・油溶性のシミ・
不溶性のシミ・などがあります。
水溶性のシミは、汗や醤油、砂糖、アルコール等、
水に溶けるシミです。
油溶性のシミは、食油やファンデーション、口紅等、
油に溶けるシミです。
不溶性のシミは、泥や墨等、
水にも油にも溶けないシミです。
食事中の食べこぼしなど、
つい水で濡らした布やタオル
でゴシゴシと拭いてしまう方が
いるかもしれませんが、これは厳禁です。
シミが水分といっしょに広がって輪ジミになったり、
水分で繊維が広がり汚れが入りこんでしまって
取れにくくなってしまいます。
シミをつけてしまった時は、ティッシュなどで
摘んでください。
決してこすらないで下さい。
家に帰ってから出来るだけ早く、染み抜きをして
その後お洗濯しましょう。
そして、アルカリ性の汚れと
酸性の汚れもお勉強しました。
タバコの臭いなどは、アルカリ性なので、
クエン酸で処理します。
汗などは、酸性の物が多いので、
弱アルカリ性の石鹸などで処理します。
シミの特性や生地の特性もお勉強しました。
お茶をしながらし少し休憩をしました。
お茶は月ヶ瀬茶園さんの、
無農薬栽培の紅茶です。
濃い目に入れても渋みにうま味があって、
私は大好きです。
15時~17時まで、アイロンがけのコツをしました。
ワイシャツにアイロンをかけていただきました。
霧吹きで全体を湿らせて、
ドライアイロンで乾かしながら仕上げていきます。
コツは、 アイロンでゴシゴシ擦るのではなく、
アイロンを押し付けるようにし、乾かしながら
じっくりとアイロンをかけることです。
シワが残っているところは、
部分的に霧を吹きアイロンをかけます。
霧吹き(水分)が足りないと、いくらアイロンで
ゴシゴシと力を入れて擦ってもシワは伸びません。
それどころか熱で焼けて白いシャツが
黄色くなってしまいます。
逆に水分が多すぎると乾きにくく時間がかかります。
また、湿り気がシャツに残っていると、
シワが戻ってしまうことがあります。
そして、皺が伸びる原理もお勉強しました。
お一人お一人、ワイシャツをお持ちいただいて、
アイロンがけをして頂きましたが、
皆さんとても勘の良い方ばかりで、
上手に仕上げていらっしゃいました。
旅行や出張、収納にも便利な畳み方も、
覚えていただきました。
今日も充実した素敵な一日になりました。
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全国から受け付けます。
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