さてさて、今日は繁昌亭朝昼ダブルヘッダーに行って参りました。
まずは、≪枝さんの朝から落語会≫枝三郎師匠とゲスト二名(主に若手)の計四席の落語会です。


今まさに梅の花盛りです。
林家愛染【ちはやふる】
桂枝三郎【転失気】
桂枝三郎【転失気】
露の雅 【あくびの稽古】
桂枝三郎【稽古屋】
桂枝三郎【稽古屋】
まず開口一番は上方落語界のラブリンこと愛染さん。今週は昼席(しかも色物でも)にも御出演ですので
今日は大忙し。いつもの調子でがんばってはったんですが・・・
いや実は、もう何回かこの会へ寄らせてもらってるんですが・・・休日の朝ってこともあるんでしょうけど、
温もるのに時間が掛かるんですよね。まぁこれも勉強、修行の内と行ってしまえばそれまでですが。
続いては枝三郎師匠の一席目。毎度のことながらマクラで反応を見ながら演目を決めはります。
そのマクラもご時世ネタ(ビットマネー・佐村河内氏)やら本名ネタ(死刑囚と同音同性同名だそうで)で
様子を伺ってます。なので客層を掴みきれないときは、マクラ長くなります(^^;
今日はちょっと長めで、知ったかぶりの話題かネタへ。旬の話題で客席を温めるところはさすがといえば
失礼ですが、自らの勉強会でもあられるんでしょうかねぇ。
つぎは、露の都一門のご長女、雅さん。この噺はうまくやられると、こちらが眠たくなるという、
難儀なネタです。いい意味で眠くなりました。女流噺家さんですので何かと不便もあるかと思いますが
頑張って戴きたいと思います。
さて、枝三郎師匠の二席目は『稽古屋』。そういえばあまり見台を使いはりませんねぇ・・・というか、
見台を使われてるのをあまりみたことないですね。今日は稽古屋の場面でハメものも入りましたし、
キーが合わなくて、少し下げて貰うところも上手く噺の一場面の如く下座とやり取りされてました。
キーが合わなくて、少し下げて貰うところも上手く噺の一場面の如く下座とやり取りされてました。
『こんあんは普通事前に打ち合わせしとくもんです』と言ってらっしゃたんで・・・ガチだったと思います。
噺は蛍踊りのくだりや、お芋さんのくだりも上手く端折られてサゲ『色は指南の・・・』まで。
この会の好きなところは、枝三郎師匠の探り探りのマクラです(^^)本当に何しょうかなぁ感が
感じられます。一度体験されてはいかがですか?(^^)
さてこのあとは、天満宮で行われてる梅祭りで全国うまいもん物産展みたいなのをやってたんで、
北海道のほたて焼きとイカ焼き、岡山県のイノシシ鍋をよばれました。あ~おいしかった。
さてそうこうしているうちに、昼席の開場時間がやって参りましたが・・・この後の様子はまた明日。
どうぞお楽しみに(^^)