さて昨日の動楽亭に引き続いて、繁昌亭夜席の
≪復活 岩田寄席≫へ行てまいりました。


当日の立ち見での観覧です。

二階の最後列。人呼んで
≪繁昌亭の大向こう≫

演目と出演順は当日のお楽しみ。
【演目】 

桂 福丸【煮売屋】
桂 南光【ちりとてちん】
桂 春若【三十石】
桂 文珍【萬両】
― 中入 ―
桂 米輔【みかん屋】
桂 文福【ちはやふる】
桂 南光【ちりとてちん】
桂 春若【三十石】
桂 文珍【萬両】
― 中入 ―
桂 米輔【みかん屋】
桂 文福【ちはやふる】
開口一番は福丸さん。旅の噺ということで、張扇と小拍子で軽快かつ御陽気に会場を盛り上げます。
この時なにやら人影が・・・何と文福師匠。暫く高座を見られてました・・・そして時折笑ってました(^^)
続いては南光師匠、岩田寄席の歴史と創められた3代目 桂 米之助師匠の御紹介を。
当時落語会が今ほどなかったので、初舞台が岩田寄席って言う方も多く、かの明石家さんまさんの
初舞台もこの岩田寄席だったそうです。落語は・・・だったそうです(^^;
で、米之助師匠はといいますと、米朝師匠を以って分からないことはあの人に聞けというほどの
物知りの御方やったそうです。
それから、今日は文福さんが古典落語『花筏』を掛けるのでお楽しみにと・・・そこで文福師匠が
『まいったなあ』とサプライズの掛け合いに場内大うけでした。暫くして文福師匠も楽屋に戻られました。
演目は『ちりとてちん』出ました!南光師匠のちりとてちん。
生で聴けただけでも今日来た甲斐がありました。竹が悶え苦しむ様がもう最高に面白く
会場を大爆笑の渦に巻き込みました。
続いての春若師匠。春若師匠と言えば、ジョークと銘打ったマクラでの小噺。
今日は新作を掛けられましたが・・・ちょっと難しかったのか反応がお気に召さなかったようで、
いつもの鉄板噺を2~3っ掛けられて、福丸さんの東の旅の発端から締めくくりの三十石を。
乗り込みの場面の御女中へのノロケとその後のお婆は無しでしたが、舟歌の掛け合いはありました。
今日の掛け合いの相方さんは福丸さんでした。
さて中トリは本日ゲストの文珍師匠です。中国での小噺を披露した時のお国柄の違いの噺で笑わせ、
今日は珍しい噺をと。『萬両』となっておりますが、
前半・・・と言うよりサゲ直前まで『お文さん』そのままでしたので、てっきりお文さんかと・・・。
女将さんが『お暇を・・・』といい、喜んでいるとお文まで『お暇を・・・』といい、そして最後には・・・・・。
女将さんが『お暇を・・・』といい、喜んでいるとお文まで『お暇を・・・』といい、そして最後には・・・・・。
本当に珍しいです。ググってもでてきません(^^;
中入りの後は、米輔師匠。この師匠は所謂モタレ(江戸ではヒザ)の出番が多ございます。
この出番は、時間調整の役割も担っているそうで、テクニックが必要な重要なポジションだそうで。
ですのでよぉ~く聴き入りますと・・・ゆっくりやったり、早口やったり、前座噺やったり・・・
ですのでよぉ~く聴き入りますと・・・ゆっくりやったり、早口やったり、前座噺やったり・・・
誰でもかれでもできる出番やなさそうです。ちなみに今日は後半やや早口やったような気がしました。
さていよいよ大トリの文福師匠の登場です。古典落語の花筏、どうなりますことやら・・・
まずはナゾかけ・・・まぁまぁ準備運動も必要やわな、次は・・・相撲甚句数え歌・・・あれれ?
そして次は・・・青春歌謡メロディ(^^; 結局いつも通りの鉄板パターン・・・(^^;
そして次は・・・青春歌謡メロディ(^^; 結局いつも通りの鉄板パターン・・・(^^;
『花筏やろうにも時間が・・・』と結局『ちはやふる』(^^;もう一旦スイッチ入ったら止まらんのでしょうね。
と言ったところで、盛況の内御開きと相成りました。いやぁ楽しかった(^^)
是非また来年も寄せて貰いたいと思います。
さて次回の寄席三昧はどうなりますことやら・・・今日ふと数えますと・・・今月何と21席あります。
既に六席消化しました。軍資金持つかなぁ・・・(^^;ではまた。