個人宅の廃墟 | 福田町電車区

住人が亡くなって、そのまま荒廃していった家や、借金苦による夜逃げ等、様々な理由で廃墟となった家が日本各地に存在します。当ジオラマにも、長年の雨風で崩壊しつつある廃墟が1件存在します。

 

▲ 駅の横にある廃墟。後から洋館が増築された平屋の住宅です。いつ頃から住人がいなくなったのかは不明です。

 

▲ 廃墟の近くまでやってきました。家が草木に覆われつつあります。柵も崩壊しかけています。

 

これから中へ潜入してみましょう。

が・・・

 

 

 

入口の玄関は開かず、その周辺も草木が生い茂り中に入ることができず・・・。さて、どうしたら良いものか・・・。

 

 

 

▲ 裏へ回ってみると、勝手口から潜入できそうです!

 

 

 

 

 

▲ 建物内に潜入。予想はしておりましたが、内部も相当荒れています。ふと左側を見ると、古いカレンダーを発見。かなり色あせています。写っている女優?は何という方でしょうか? いつのカレンダーであるかも詳しくは確認できませんでしたが、1980年代であることが読み取れました。カレンダーの月がそこで止まっているということは、1980年代のカレンダーの日にちまでは住人が居たということですね。

 

▲ 見上げると、屋根が倒壊しかけていて、太陽の日差しが内部に降り注いでいます。

この奥には洋館があるのですが、危険過ぎて入ることができず・・・。倒壊した壁や屋根、その他散乱物をかき分けながら居間へと向かうことにしました。

 

▲ 居間も物凄い光景になってますねぇ。床も所々で抜けやすくなっており、慎重に進んでいきます。

 

▲ 床には埃被った80年代の少年マガジンなどの雑誌が散乱していました。当時10代くらいの男の子がいた家庭だったのでしょうか?

 

▲ 石川ひとみのLPレコードを発見!この頃の世代ですと、今の60代くらいの方たちでしょうか? 石川ひとみのレコード、売ったらいくらになるのでしょうか?

 

▲ 居間の右奥にはトイレもあるのですが、進むことができず。潜入可能な場所は全て回ってきましたので、廃墟から出ることにしました。

 

▲ かなり荒れ果てていたジオラマの廃墟。あと数年したら倒壊しかけている屋根も完全に落ちて、中には潜入できなくなりますねぇ。