地区大会 優勝 旧チビりん 次男 U11 | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

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長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

次男たちU11の数少ない公式戦の1つで、私としては、1番楽しみにしていた

旧チビりん 全国小学生選抜サッカーの地区予選が先月に行われましたが、見事優勝し、1つしかない県大会へ切符を手に入れることになりました。

 

市内/地区では能力としては他チームを上回っていると思う次男チームですが、なんだかスコアに反映されないというか、なんでそんな危なっかしい展開ばかりになるのか、という感じでしたが、

今大会の特に決勝トーナメントは圧巻で、準々決勝からの3試合で20得点くらい取って相手を寄せ付けず、どの相手でもどのピリオドでも圧倒するような試合展開ばかりでした。

 

実力的には上回っていると言いつつも、対戦相手も地区の決勝トーナメントに残ってくるレベルなので下手ではありません。その相手を全く寄せ付けず、ある意味途中でメンタルを折るような試合展開に持ち込んで圧勝を繰り返したので、見ていた親もおそらくコーチ陣からしても、彼らの凄みは想像の1段階上だったように思います。

 

もう1つの公式戦含めて、地区では名実共にU11時点でトップ。

 

次男のクラブチームは、セレクションなしなのでどの時代も学年も強豪というわけでなく地区で優勝できるかできないか、県大会に出れたらいい方というような成績ばかりでしたので、次男の学年にいいメンバーが偶然集まったというような感じです。サッカーは1人じゃできませんので本当に次男はチームメイトに恵まれていますし、いいタイミングでいいチームに所属できたなーと親心としては思います。

 

そのいいメンバーというのは、もちろんサッカー選手としての能力もありますが、ベクトルが合っているという意味でいいメンバーです。

 

今大会では、それを痛感するようなこともありました。

 

3ピリオド制では、16人以上の力が必要となります。

しかも1ピリオド目と2ピリオド目には同じ選手は出てはいけないので、必ず出ないピリオドがあります。要はいつも主力となっているどの選手も応援に回るピリオドがあるということ。逆にいつも主力になっていない選手たちが真剣な味方の応援を受けながら試合に臨むことができます。

 

私は、長男チームも含めてこのルールでの大会は4回目の観戦で、子供たちが繰り広げる真剣勝負を自チーム含めて他のチーム同士の戦いも見てきましたが、肝となるのが現実的な側面で言うと先制点。

 

で、それと同じくらいキーになるのが出ていないときに心の底からチームを応援できるか、だと思っていて、特にいつもの8人制で出ているメンバーがそれをできるか、だと思っています。応援というのは、別にJリーグのような応援歌を歌うようなものでなく、いいプレーをしたら褒める、という単純なレベルです。ですが、出ているメンバーを除くと12,3人が応援に回るわけで、この12,3人が大声で味方を褒めると、会場中に響き渡ります。

 

自分のプレーが会場中に響き渡るくらいに大声で褒めてもらって気持ちよくならない人は、大人子供に関わらずいないでしょう、そういう意味でみんなが実力+αの力を発揮できるようになる、ので重要な要素です。

 

逆に、これは相手チームにとってはとても嫌です。実際にあったシーンを回想すると、相手チームの子が一人抜いたけど、カバーされてスローインになった、というシーン。

 

ドリブルが得意な子というのは事前情報としてあったみたいで、相手チームの子本人としては1人抜いたという自負もあったとは思うのですが、

次男チームからは、

「狙い通り!」

「ナイスカバー!」

とディフェンスの子に大声援が入ります。

 

すると、相手チームの子としては、抜いても狙われる?と疑心暗鬼になって、、、いたのか、どうか実際はわかりませんが、その後思い切りが悪くなってその子があまり機能していませんでした。

 

で、先ほどの痛感するようなこと、というのは、トーナメント初戦前から、やたらと子供の威勢のいい声が聞こえるなーと思っていたら、次男チームで、試合後に次男に聞いたところ、コーチが声出して気合をいれていけやら、味方の応援をいつも以上にやろうとか、味方の誰かがやろうと言ったのでなく、自然発生的に盛り上がっていったらしいです。

 

いつのまにか優勝に向けてのベクトルが合っていたみたいです。

 

次男チームは今大会含めて私が過去見てきたチームの中のどのチームより、応援の声が大きく、サッカーそのものよりも全員が真剣にチームメイトを応援する姿が印象的で、それが試合に出ている子たちを高揚させ勢いに乗せ、相手チームを飲み込む、というような次男チームにとっての好循環があっての結果だったように思います。

 

 

サッカーの基本的な能力はもちろんですが、3ピリオド制を勝ち上がるのに大事というか勝負の綾を握るのは、如何に味方を応援できるか、だろうな、というのを感じさせていただいた次男たちの優勝でした。

 

次男たちにとっては、ここからが本当の勝負。実力を上回るチームもたくさんある県大会でどこまでいけるか、が大事かなと思っています。

 

 

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